るろうに剣心の電子書籍が安い！おすすめアプリは？全巻無料で読める？

るろうに剣心は、主人公の心の葛藤と圧倒的な強さ、敵対するまたは、仲間のキャラクターの魅力の高い作品です。剣心は、かつての自分には戻るまいとして必死に今の自分の精神を保とうとしていきますが、戦いの本能から逃れられず、かつての剣心に戻りそうになりながらも、自らの精神力や仲間たちの支えの中で踏ん張っていきます。

そして、その中で、自らが大切に想う仲間や未来を必死で守っていく姿に心を掴まれてしまいます。そして、本来あるべきではないのですが、かつての剣心に戻ればほとんどの敵に対して、ストーリーより容易に勝てるほどの力を持ちながらも、その力とは別の優しさや愛情に根差した力で、ある意味では、別の勝ち方を目指していく不器用さと人間らしさが共感できます。

そういった人物設定は、登場する度のキャラクターが主人公になってもジャンプで連載できそうなほど作り込まれていて、主役級のキャラクターが数多く登場するという、ストーリーの起伏や贅沢さも楽しみのひとつです。剣心のように優しく不器用で、人のために自らの力を使う主人公の周りに、主人公クラスの仲間が集う、そしてその仲間それぞれに主役級のストーリーがある、読後感は毎回充実そのものです。

明治剣客浪漫譚の名の通り、明治初期の日本が舞台の漫画です。僕は週刊少年ジャンプで連載開始された時から読んでおりますが、まずその絵の美麗さに驚いたのを覚えております。

また登場人物がみな、いい意味で癖が強く連載開始から30年近く経った今でも主要キャラクターはもちろん、ちょっとしか出ていない敵キャラたちも名前やキャラクターデザインが今でもパッと思い出せるほど個性的です。主人公の緋村剣心は強さはもちろんのこと、弱気を助け強気を挫くその優しさはまさに少年ジャンプの主人公。

そんな剣心の周りに集う仲間たちもみな心に芯がある強くて優しい人たちばかりです。敵もまた元新撰組の斎藤一を筆頭に志々雄真や十本刀など「どうやって倒すんだ」という強敵ばかりでハラハラドキドキしながら読んでおりました。「悪には悪なりのポリシーがある」ということをきれいに書き上げた作者の手腕には脱帽の一言です。

さらに言えば、僕は日本史が苦手でしたが、この漫画をきっかけに明治維新のことや新選組のことに興味を持ち始め、今では日本史が趣味と言える程に詳しくなりました。もちろんるろうに剣心はフィクションですので史実とは全然違う設定ですが、それでも日本の歴史に興味を持つ入口としてはぴったりの漫画だと思います。

日本の明治時代が舞台となっている剣客の主人公「緋村剣心」は、ある時を境に刀での不殺を掲げて、強気ものを挫き弱気ものを助ける物語であります。帯刀している刀自体が峰と太刀が逆転している「逆刃刀」と師匠に伝授してもらった古流剣術「飛天御剣流」を使い、強敵たちと戦っていく姿は達人級の戦闘がカッコいいです。

そんな緋村剣心と戦うライバルたちは、有名な歴史上の人物であったり、明治時代の裏側で活躍していた部隊や組織、刀ではない武器や銃器での戦闘など、様々な武器を使う個性的なキャラクターが剣心と出会い、多くの熱い名勝負を繰り広げている。戦いの場面も面白いですが、激動の明治を背景に剣心を通じての人間ドラマも面白い。

なぜ不殺を心に誓ったのか？とても目立つ頬のバツ印の傷はなぜついているのか？などの剣心の過去エピソードを掘り下げながら今の時代に生きる人々の思いも混ぜて、るろうに剣心の物語が進んでいるのではないかと感じています。

物語の構成も分かりやすく、サクサク読み進められる作品でもありつつ、多くの番外編。そして北海道編。最近では完全新規でアニメ化もありますが、まずは漫画版を読んでほしい。特に必殺技のコマは迫力のある絵となっているので是非るろうに剣心はここから入って楽しんで頂くのがおすすめです。

主人公の剣心から始めとても魅力あるキャラクターが数多く登場するのですが、私個人としては剣心が「人斬り抜刀斎」と呼ばれていた幕末の姿を知るキャラクターたちがとても、魅力を感じました。元新選組である斎藤一など一度は聞いたことのあるキャラクターなども登場し少し明治時代自体にも興味をそそられました。

しかし主人公の剣心は初登場から「人斬り抜刀斎」と呼ばれて恐れられた過去があるということ以外はあまり語られずに物語が進むなか剣心に強い憎しみを持つキャラクターがなどが現れだし剣心の過去などが徐々にわかるのですが、そのあたりを読んだ後にもう一度それまでの話を読み返すとまた違った角度から物語を見ることができるので一度だけならず何度読み返しても楽しめる作品でした。

キャラクターたちもとても魅力的ですが、バトル漫画ということもあり戦闘シーンやキャラクターたちが繰り出す技や武器にもとても魅力的でした。主人公の剣心が強いのは勿論じょじょに力をつけていく味方からこんなのどうやって勝てばいいんだというような敵や武器も登場したりと見所満載でした。

漫画の絵柄は序盤と後半でけっこう変わるのですが、序盤のザカザカとした力強いタッチの絵もかっこよかったですが、私は後半の滑らかなタッチの線の絵も好きです。

「るろうに剣心」は、私にとって非常に魅力的な漫画作品です。作者の和月伸宏氏が緻密なストーリーテリングとキャラクター描写を通じて、明治時代の剣術の世界を見事に再現しています。

主人公の緋村剣心は、かつて殺人人斬りとして知られた人物でありながら、人を傷つけることを拒む心優しい一面を持っています。彼の内面の葛藤や成長が描かれており、その姿勢に感銘を受けます。また、剣心を取り巻く仲間たちも魅力的で、それぞれが個性的で鮮やかなキャラクターとして描かれています。

さらに、「るろうに剣心」は歴史的な背景を取り入れながらも、現代の読者にも共感しやすいテーマを掘り下げています。剣心が自身の過去や闘いの中で、平和や正義の尊さを追求していく姿勢は、社会的な問題や人間の葛藤に対する深い考察を呼び起こします。また、和月氏の緻密な絵コンテと迫力あるアクションシーンも魅力的です。

剣心の華麗な剣技や戦闘シーンは、読者を引き込みますし、ストーリーの緊迫感を一層高めています。「るろうに剣心」は、時代背景、キャラクター、ストーリー展開、アクションのバランスが非常に優れている作品です。心温まる人間ドラマや壮大なバトルシーンなど、様々な要素が見事に組み合わさっています。

全体を通して、この作品は正義と悪、過去と未来、剣と心の葛藤など、多くのテーマを探求しています。そして、剣心の成長と苦悩を通じて、読者に勇気や希望を与えるメッセージを伝えています。「るろうに剣心」は、そのストーリーの奥深さと魅力的なキャラクターたちによって、多くの人々に愛され続けています。私自身も、この作品から多くの感動や教訓を受け取りました。

まず迫力なのが、ことあるごとに行われる、剣、あるいはそれ以外の武器を持つ者との戦いです。相手の使う技がどういうからくりで行われているのか、そしてそれをどう打ち破るのかが見ていて興味深いです。特に、相手の使う技がどういうからくりで行われているのか、それがきちんとした理屈で説明されています。

ただ、理屈で説明されていても、個人としては、それで本当に実現できるのか、という疑問はあります。正直、本当に実現できるとしたら、見てみたいという気持ちはあります。次に、主人公や相手の使う武器に関してです。

相手の武器がこういう風にできているのだ、と説明されています。それで私が思ったのは、実際にそういう武器を見てみたいという気持ちです。やっぱりそういう武器は実際に見てみたいし、実際に見たほうが漫画の世界に入ったようで楽しめます。そしてそういう武器が実際に使われているところを見ると、ああついに自分は漫画の世界に入ったのだなと思います。

あとは、この漫画の時代がきちんと再現されているところがいいと思います。私は歴史好きですので、こういう時代だなあと実際に学ぶところも多いですし、こういう時代に自分も入っているという感じがします。

まだ小学生くらいの時に初めて読んで、社会人になってから読み直した漫画です。主人公の剣心がとてもかっこいいので魅力的なキャラクターでした。普段はのほほん、ほわわんとした性格でも、バトルになると本当にかっこいいキャラに変化するので、そのギャップにハマりました。

ストーリーも面白くて、いつでもワクワクさせてくれたり、敵キャラも個性が強くてそれぞれの持ち味が良かったです。歴史に関係しているような内容なので、社会人になってから読むと、「あの歴史上の人物がこうやって登場するのか…」と感心させられ、更に漫画を面白いものにしてくれていました。

二重の極みは本当に魅力的な必殺技で、当時、小学生だった私達の周囲でとても流行していました。今でも面白い解説付きの必殺技だったと思えます。他にも魅力的な必殺技が多くあり、剣心の繰り出す技は本当にかっこいいものです。今の小学生にも読んで欲しい作品で、きっと読んでもらえたら流行するのだろうなと思います。

映画化もされており、そちらも面白いと思ったのですが、やはり本家の漫画作品が一番好きだと思わせてくれます。アニメから入った作品ですが、それでも漫画が一番好きで、今でも読み返す事はあります。

学生の時にメチャクチ蒼紫ャ好きで何回も読んだ名作です。若い方とかまだ見たことのない人とかもいると思うんで、絶対に一度は読んだ方がいいそんな作品です。キャラクターもみんないい味出してくれているし、見方だけでなく、敵キャラクターも凄く個性的でいいですよね。

御庭番衆のみんなが自分的には凄く好きだったんシノモリアオシ様が凄く好きでしたね。カイテンケンブロクレンという必殺技がカッコよすぎてめちゃくちゃマネしていましたね。しかも、ゲコで酒が飲めないというのもまたかわいらしくて凄く良かったです。

いいキャラクターしている。アオシ様もいいし、ミサオちゃんも凄く可愛らしくて、必死にアオシ様を助けようとしているミサオちゃんが本当に可愛らしくて好きでしたね。あんな元気っ子のくのいちみたいな女の子がいたら自分はメチャクチャ好きになってしまいます。

最後までずっとおもしろかったし、絵が上手なのもあって、美男美女がたくさん描かれているのもあって、男性だけでなく女性の人もファンがメチャクチャ多かったそんな作品です。読んだことのない人は人生でメチャクチャ損しているぜひ漫画喫茶でもいって一気飲みしてみてほしいですね。オススメです。

明治時代にるろうにしているお侍さんの話。「おろっ」とか言いながらも小柄で可愛いキャラクターの剣心がいいキャラクターしているんですよね。仲間も頼もしくてみんないいキャラクターで剣心をサポートしてくれるのがいいですよね。

私が個人的に好きなのは相良左之助ですね。いいキャラクターだし、ちょっぴり不器用な感じで強いんだけど思いやりがって応援したくなるキャラクターです。最終的には、日本を離れてしまう風来坊なところも凄く好きですね。敵キャラクターも個性的でみんないい味出してくれちゃっているんですよね。

一度読んだら魅了されてしまうくらいにカッコよくていい。明治時代を面白おかしく描いてくれているからたまらないです。そして、バトルシーンがめちゃくちゃカッコよくて、いろんな技を繰り出してくれちゃうんですが、ありえない技とかも出てくるからその辺も凄く楽しめちゃうんじゃないでしょうかね。

どんどん話が面白くなっていきますが、やっぱり京都編が一番面白いですね。映画とかでも実写化されてるくらいに有名な作品なんで読んだことのない人もぜひぜひ読んでほしいです。若い人とかもこの作品は結構楽しめると思いましたね。鬼滅の刃並みに面白いです。

とても大好きな漫画で、初めて読んでから、定期的に何度も読み返している作品です。絵が綺麗でとても見やすいので、全体的に読み進めやすいです。舞台は明治初期ですが、時代の切り替わりで、前の時代を引きずっており、刀を持った人達がまだいたりするなど、時代背景に興味がわきました。

また、新撰組など、実在した人物の名前のキャラクターが出てくるので、想像力を掻き立てられます。主人公の剣心が刀で戦う姿がとにかくかっこいいです。主人公だけでなく、個性的な仲間たちも魅力的です。

剣心の仲間がだんだん増えていきますが、かっこいいキャラクターが多いので、とてもワクワクしました。仲間たちも一緒に戦っていく中で、それぞれ成長していき、強く頼もしくなります。成長して敵を倒す姿に感動します。特に志々雄誠との戦い前は、みんな目まぐるしい成長を遂げるので、見どころの一つでもあります。

剣心と戦う敵も様々いますが、単純に敵ではなく、あとから何度も出てくるキャラクターもいるので、段々愛着がわいてきます。そして、敵ながらかっこよくて、見ていてワクワクしました。戦闘場面が多いですが、恋愛要素も含んでおり、ヒロインとの関係が徐々に変化していくところも目が離せませんでした。

この作品は少年ジャンプに連載されていた時からリアルタイムで読んでいたのですが非常に大好きな漫画です。主人公にである緋村剣心の物語なんですが彼の魅力がとても強く表現されていると思いますね。

いろいろな過去を背負っている剣心が数々の敵と戦いを繰り広げていくのでその展開が非常に面白いです。個人的に時代劇と言う作品は、今まであまり得意ではなかったのですがこの作品を読んだことですごく興味がわいたことを今でも覚えています。

剣心が武器として持っている逆刃刀と言う刀がすごくかっこいいなと言う気持ちが最初からありました。この逆刃刀と言う武器は刀の刃の部分が逆についていて普通に相手のことを斬ろうとすると峰打ちの状態が起きると言うちょっと変わった武器なのですが剣心の人を斬らないと言う精神がとても強く表現された武器なので、それが逆にすごくかっこいいなと言う思いでいっぱいでした。

個人的に1番好きなエピソードとして十本刀と言うとても強大な敵が出てくるエピソードがあるので、そのストーリーは必見ですね。その十本刀の親玉でもある志々雄真実と言う人物がとにかく猟奇的で魅力的なキャラクターなので最高です。この志々雄とのバトルは本当に危機迫るものがあって剣心をめちゃくちゃ応援してしまったことを覚えています。

放浪者のような主人公「剣心」の周りで起こる事件、戦闘などが格好よく描かれて、古き時代を歴史に乗っ取って進むので好きです。私が初めて読んだときはまだ小学生で、アニメでも見てました。歴史をちゃんと知らない時に読んだので当時は理解できず、ただ、作画が好きというだけで読んでました。

るろうに剣心の映画化が発表され、佐藤健さんが演じている姿が漫画通りで驚き、改めて読む機会がありました。今は歴史の話をわかった上で読むにつれ、漫画と歴史的背景がつながり、さらに面白く感じました。本作では明治の話であり、経済が急に成長し始める時期のはなしです。

今の時代とのギャップを感じますが、歴史の勉強にもなり読んでない一つにもお勧めしたくなる作品です。全巻持っていましたが、最初の絵のタッチと後半とではかなり変わってしまいますが、個人的にはどちらも好きです。

漫画のなかで描かれる仲間の絆、薫との恋愛、死闘の先のライバルと学生目線で見ても自分の生活に代わる内容が詰まっているので読むにつれて先を知りたくなると思います。剣心自身が強い武士ではあるものの、少し抜けてるキャラが好感を持て、周りの人物は、それぞれ個性的なキャラで読むのには飽きがきません。そんなるろうに剣心が大好きです。

「るろうに剣心」は、歴史的な時代背景と剣術の世界を舞台にした魅力的な漫画作品で、長く愛されている作品です。緻密なストーリーテリングと深いキャラクター描写が魅力です。明治時代の日本を舞台に、主人公の緋村剣心の過去と戦いの道を描きながら、個人の成長と社会の変化をリアルに描き出しています。

真剣に戦うとかっこよくて強いですが、おとぼけがあるところもまた楽しいです。また、剣術や戦闘シーンの迫力とテンポの良さが特徴で飽きません。アクションの描写は緻密でダイナミックであり、剣心と他のキャラクターたちの壮絶な戦いに引き込まれます。

登場人物たちは個性的で魅力的であり、それぞれが持つ信念や葛藤が物語をより深みのあるものにしています。特に剣心の内面の葛藤や善悪の探求は印象的で、彼の成長と苦悩に共感することができます。作品は歴史的な背景や時代背景を緻密に描き出しており、明治時代の社会情勢や風俗をリアルに再現しています。

歴史的な要素を巧みに取り入れつつも、剣心たちの人間ドラマや友情、愛情などのテーマを掘り下げています。絵柄も独特で美しく、キャラクターの表情や動きが生き生きと描かれています。

また、背景や風景の描写も細かく、物語の世界に引き込まれます。「るろうに剣心」は、その緻密なストーリーテリング、迫力あるアクション、深いキャラクター描写が絶妙に組み合わさった傑作と言えます。まさに、この作品は不朽の名作です。

『るろうに剣心』は、私が読んだ中でも際立って魅力的な漫画作品です。まず、作中のキャラクターたちは魅力的で、一人一人が深い魂を持った存在として描かれています。主人公の緋村剣心は、剣術の使い手としての腕前に加えて、内に秘めた優しさと闘いの葛藤を抱えた姿が鮮烈です。彼の成長と心の葛藤に共感し、物語の進展にどんどん引き込まれました。

この作品は、時代背景と歴史的な要素を巧みに組み合わせています。明治時代の日本を舞台にしながら、剣心たちの活躍や時代の風景をリアルに描きながら、歴史的な背景や事実を楽しむことができました。作者の巧みな筆致によって、まるで当時の風景や人々の息吹が目の前に広がっているような感覚を覚えます。物語の展開は非常にスリリングで、一度読み始めたら止まらなくなります。剣心たちが様々な困難や敵と対峙しながら成長していく姿に、感動と興奮が込み上げます。

戦闘シーンは迫力満点で、緊迫感とアクションの連続です。さらに、作品には人間ドラマや友情、愛情の描写が豊富に織り込まれています。登場人物たちの絆や情熱が物語を彩り、読者の心を捉えます。特に、剣心と彼の仲間たちの絆は非常に強く、彼らの協力と助け合いが物語の核となっています。最後に、和月伸宏先生の緻密なストーリーテリングと美しい絵柄が作品に深い魅力を与えています。登場人物たちの表情や動きが細かく描かれ、ストーリーの臨場感が一層高まります。

『るろうに剣心』は、魅力的なキャラクター、スリリングなストーリー展開、そして人間ドラマや友情の描写など、数多くの魅力が見事に組み合わさった作品です。この素晴らしい作品を多くの人々に知ってもらい、一緒に感動と興奮を共有できることを心から願っています。

るろうに剣心ですが、この漫画は少年ジャンプで連載されていたころに見ていました。この頃の漫画は歴史関連の漫画で面白いものは少なく、また侍・剣客という形で物語が描かれているものが少なかった時期の漫画です。

私がこの漫画が好きになったのは、やはり主人公の緋村剣心が繰り出す必殺技の飛天御剣流という剣術が非常に好きだったのです。また、ライバルたちも一撃必殺の技を持っており、技と技がぶつかる歴史も学べて剣客と剣客の戦いを見て楽しめるのです。

元々は維新志士最強と言われた主人公の剣心が明治の時代に不殺を誓いながらも人斬りとの葛藤に苦しみながら、仲間を残して一人京都に行き、喧嘩別れした師匠から奥義を伝授してもらいます。このあたりから徐々に剣心の人間性が徐々に表面に出てきて中盤から終盤は非常に面白いと思います。

最後の敵は自分の元妻の弟の縁ですが、その前に闘う相手を元々は敵だった蒼紫と斎藤一、左之助などが蹴散らすのもまた良いですね。なぜか最後の最後で出てくる龍鳴閃、これってこのタイミングでしかなかったのかと思える技で、結構ほかに使い道なかったのかと考えさせられる技でした。まあ最後は天翔龍閃の2段抜刀術で勝利するけど、小学生のころは真似して友達とは遊んでいましたね。

少年漫画は戦国時代や幕末を題材にした漫画が多いですが、今作は明治維新後という珍しい時代背景でした。日和見主義に見える剣心が物語の始めから強い点に惹かれました。不殺主義という設定の作品の多くは主人公に都合のいい展開になりがちですが、主人公の元伝説の人斬りという設定があるので手加減していても強いという事に説得力がありました。

ストーリーの流れとしては色々な敵と戦いながらヒロインの薫や左之助等主人公の仲間と出会って行く「東京編」、個人的にるろうに剣心で一番有名な敵である志々雄真実と戦う「京都編」、人斬り時代の因縁や過去が語られる「人誅編」の3つに分かれます。私は特に京都編が好きでした。

志々雄真実の強さや包帯だらけの見た目なのに魅力のあるキャラ、そして十本刀という10人の敵キャラそれぞれが個性的な武器を使っており誰が誰と戦うのかワクワクしながら読んでいました。この漫画の魅力はいくつもあり、一つは主人公がかなり強い設定にも関わらず苦戦する事も多い事です。敵のほとんどは幕末を生き残った強敵だったり、近代兵器を使ってきたり等強さに説得力があります。

もう一つはオリジナルのストーリーや主人公ですが、時代背景に合わせて実在の人物も出てくるところです。特に斎藤一は明確な味方では無いけれど利害の一致の為共闘する事が多く凄く魅力的でした。以上からキャクターやストーリー、時代背景が魅力的な漫画だと思います。