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子どものいない30代夫婦のリアルな姿が描かれている作品だと思います。子どものいない家庭の場合、家族というのは配偶者だけです。唯一の「家族」である配偶者との関係が上手くいかなければ、家庭の雰囲気は最悪なものになってしまいます。

またセックスレスの悩みはいくら親しい相手であってもなかなか言い出しづらい内容であるために、一人で抱えがちなのだと思います。50代、60代…と夫婦が歳を重ねていくうち性的な接触が減っていくのは、生物学的にも自然なように思えますが、まだ30代でしかも子どもがいない夫婦であれば、あきらめるのも難しいのでしょう。

ひとくちにセックスレスといっても、妻と夫の双方がその状態に不満を感じていなければ、特に問題もなさそうですが、どちらかがそれを不満に感じている場合には、深刻さが増すのだと思います。夫婦関係が上手くいっていない時期に、配偶者とは別の相手に惹かれてしまうのは仕方のないことかもしれません。ただそういったときには、配偶者を基準として（配偶者と比較して）その相手をみているだけのような気もします。

たとえば、妻（or夫）よりも優しいとか、しっかり者だとか、見た目が良いというように。つまり、純粋にその相手をみて惹かれているわけではないような気がするのです。配偶者と正面から向き合うことから逃げているだけのような気もします。吉野・新名両夫婦とも、お互いの内面をしっかりとさらけだして、後悔のない結論を導き出して欲しいです。

「レス」がテーマになっている2組の夫婦の話ですが、4人それぞれの気持ちがとてもリアルに描かれている印象でした。特に既婚者の人は情移入しやすいのではないでしょうか？当人同士にしかわからないようなデリケートな悩みでしたよねぇ。

ヒロインのみちというレスに悩む女性を見てると、結婚しても夫婦になっても子供ができても、やっぱり女性は旦那さんから異性として見て欲しいんだろうなぁっとつくづく痛感しちゃいました。一方、みちの旦那さんの陽一は奥さんとしては好きなんだろうけど、女性として見れないみたいな、あの感情って付き合ってる時の好きじゃなくて、もう家族愛みたいになってるんでしょうね。

夫婦になるとやっぱり生活になってくる訳だし、陽一がそういう風な気持ちに陥ってしまうのもなんとなくわかります。ただそこで他の女性に目が行っちゃうのは？でしたけど… それとこれとは別じゃん！と思わず突っ込んじゃいましたよ。でも陽一を見てると人間そんなもんなんだろうなぁっと思いました。結局は理性を抑えられないし自分に甘くて弱い生き物ですよねぇ。

あと、みちの同僚でもあるもう1組の新名さんも、奥さんの楓に拒否されていましたけど…あの奥さんも仕事が忙しいのはわかるけど、それを言い訳にしてあそこまで旦那さんを邪険にするのは、ちょっとやりすぎだと感じましたよ。新名さんの優しさにつけ込んで暴走しちゃってましたよね。この作品を通じて、結婚とは？夫婦とは？色々なことを考させられた気がします。

「あなたがしてくれなくても」は、現代社会で多くの夫婦が抱える問題であるセックスレスをリアルに描いた青年向け恋愛漫画です。ドラマも放映していて、実写と漫画両方楽しんでいます。この漫画の魅力は、現代社会における夫婦の問題であるセックスレスに着目し、その問題に直面する人々の心情をリアルに描いている点にあります。

吉野みちと新名誠の二人は、それぞれにセックスレスに悩んでいる夫婦の一員でありながら、お互いに理解し合い、葛藤や苦しみを共有することで、次第に親密な関係を築いていきます。このような関係の中で、みちと誠は自分たちのセックスレスの原因を探り、問題を解決しようと試みます。

しかし、それが逆に二人の関係を深め、禁断の恋に発展してしまうという展開があります。そこからは、夫婦と不倫という複雑な関係が展開されます。登場人物たちが抱える罪悪感や葛藤、そしてそれに対する成長と解決策が描かれ、共感や考えさせられます。まあ私は独身ですが。また、この漫画は恋愛漫画でもあります。

不倫という禁断の恋を描くため、登場人物たちの心情や行動、そしてセックスレスの原因を探り、その解決方法を模索する中で、愛が生まれる様子にきゅんきゅんしますが、しかしその愛が、夫婦としての愛とは異なり、禁断の恋としての罪悪感や葛藤をもたらしハラハラドキドキのストーリー展開です。

セックスレスと不倫という難しいテーマを扱った恋愛漫画ですがその中での成長も見どころの一つです。現代社会における夫婦の問題に直面した人々が、自分たちの問題を解決し、愛を育むために何をすべきか、今一度考えさせられる作品だと思います。

ドラマ化したのと、タイトルに惹かれて読みました。タイトル通りの、セックスレスの男女のストーリーです。絵も綺麗で、細かい男女の会話だったり感情がリアルに表現されています。今何かご自身が恋人とのことで問題を抱えている方は心に響く作品かと思われます。

私も泣けるところがたくさんありました。人は何がきっかけで恋人と不仲になってしまうのか、セックスレスになってしまうのか、男女で考えていることも違うしすれ違うし、恋人も1人の人間として関わるのはとても難しいことだと思いました。

その反面、例えば言い方だとかは気をつけようとか、改めて大切なことを考えさせられる作品だなと思いました。普段の不満を溜め込んでも一気に爆発するだけで何もいいことはないんだなとも感じました。私自身、溜め込んで考え込んでしまう方なので、気をつけたいなと感じました。

特にセックスレスなんて問題は、時間が経てば経つほどよじれていって解決が難しいのではと感じます。普段から対策していきたいです。そして、余計なことは言わないように、でも溜め込まないようにすることは難しいですが、心がけていきたいです。女性はもちろん、男性にもぜひこの漫画は読んでもらいたいです。考えさせられることがたくさんあると思います。これからの展開が楽しみです。

結婚してからセックスレスで悩み続ける楓が求めても夫の陽は何かと理由を付けて逃げてどんどん気持ちがすれ違っていく。現実でも男は手に入れた女をゴールとみなし本気で追い求めるようなことはしないように思う、ラブラブで有り続けられるのかどうかは幸せな夫婦生活ができているかどうかだとも思うがやはり現実においてもよくある話だと思う。

この物堅いはもう一つのセックスレス夫婦、これまた別ケースで多忙故に雑に扱われるが故にそういうセックスをするような状況にならないといったものでこちらも破綻が近づいてしまっている状況だと言える。そんな心に穴が空いたような状況の二人が出会ってしまえば惹かれてしまうのもやむなしといった所であろうか。

話として変化がどんどん体験できるようになっておりネタバレは出来たいため伏せるが特に異変に気付いた陽のとった行動などはかなり深いものだなと思ったりもした。

総じて現実でも起こりうるような悩みでもあり男性は風俗など性欲を解消する手段はたくさんあるが女性はただ一人の夫に求められ愛されなければ生きている意味が無いといったそういった話作りとなっている、実際は浮気が出来ないのは男も同じでそこまで差は無いだろうが男性視点としても考える内容ではあった。

結婚して数年の夫婦によるレスという少しデリケートな問題を扱った作品で、読んでいて少し切なく時にキュンとくる、そんな内容です。主人公のみちは、まさしくこのレスの問題の壁にぶち当たっており、自分に魅力がないのか等といった心配をしています。

この主人公に共感できる女性も結構多いのではないでしょうか。夫との関係は極めて良好であり、本当にこのレス問題だけが悩みの種となっているのです。

しかし少女漫画のような胸キュンとは違う、また大人の胸キュン場面もあるのもまた事実です。そう思えば思うほど、主人公のみちに感情移入をしているという証拠でしょう。そしての相手は旦那よりも、やはり会社の先輩である誠との関係性だと思います。

誠もまたレスの悩みを抱えた人物であり、その部分でみちと仲が急接近します。このまま不倫関係となってしまうのではないか、というドキドキ感もまた楽しめます。しかし、あくまでみちは旦那との夜の営みがしたいのであって、そういった不倫漫画とはまた別物だと思っています。

テーマがテーマだけに万人には刺さらないかもしれないけれど、登場人物の心情がリアルに、そして丁寧に描かれている漫画なので恋愛系の漫画に少しでも興味があったら是非おすすめしたい作品だと思っています。

私が初めて読んだきっかけになったのは、分冊本があったからです。途中2巻目からは、お得かなと思ってコミックを買って読むようになりました。タイトル通りの印象の漫画でした。まずはセリフの量より絵の量の方がなんとなく多い気がして、読みやすかったです。

表紙のカラーも個人的には好きです。人物や背景もとてもわかりやすく、丁寧に描かれているので読みやすいのではないかと思います。一人一人のキャラクターの心境が細かく描かれていて、感情移入しやすいと思いました。主人公が様々な人との関わりを通じて、成長していく姿を見てとても感動しました。

人って、自分自身の感情や気持ちに向き合うのって難しいことだと思うんですが、主人公はそれを、人との関わりを交えながらやっていってるんだって姿が励みになりました。人生って結婚、離婚、出産と一大イベントがあるけれど、それを社会の常識とひとくくりにしないで最後まで考え抜く主人公を最後まで応援したいです。

現代社会とよく似たリアルな漫画を描けている作品を誇りに思います。最終的に主人公を含め、周りの関わった友人や会社の人たちも、これから何を考えて、どういう選択をするんだろうと気になって仕方ないです。最後まで読み切ろうと思っています。

セックスレスや不倫がテーマのお話です。あまり公に人に話すことはありませんが、現代社会ではよくあることで、登場人物の誰かかしらに感情移入できる人も多いと思います。

主人公のみち夫婦と、みちの会社の同僚の新名さん夫婦、２組の状況が違うセックスレスの夫婦が登場します。みちは、セックスレス解消の話し合いを試みるも、夫にのらりくらりとかわされてしまいます。夫婦は話し合いが大事などとよく言われますが、一方が話し合う気もないのに話し合いになるはずもありません。

そんなときに何でも話せる、頼れる男性が現れたら。不倫ではなにも解決しませんが、心揺れてしまう気持ちは仕方がないと思います。夫と別れてみちと新名さんで幸せになってほしいと思ってしまいますが、夫を愛している気持ちがなくなったわけでもなく、そんな簡単じゃない。そして、みんなそれぞれ苦しんでいるのですね。

最初は、みちと真剣に向き合わずセックスを拒否している夫が最低だと感じましたが、それぞれの考えや言い分があって、それを他人同士擦り合わせて生活していくというのは、とても難しいことだと思わされました。改めて夫婦としての在り方を考えさせられた、大変親近感の湧く面白い作品でした。

夫婦間のセックスレス問題について日本人は特に多いと思うが、結婚後セックスレスで妊娠にすら至らない夫婦はわりと多いのではないかと思った。

仕事のすれ違いやその時の状況によってできないことは仕方ない時もあるかもしれないが、お互い努力するべきところもあると思う。夫のことを愛しているが抱かれないという妻の寂しさ、妻のことを愛しているが家族としてしか見れない夫のリアルな部分が描かれている。

もし自分だったらどうか？と考えるが、妻側の気持ちになるとなんだかたまらない気がする。セックスは必ずしも必要なふれあいとも思わないが、唯一夫婦だからこそできる触れ合いでもあるので、もし自分が夫に触れてすらもらえなかったら悲しい気持ちになるのは当然だと思う。

よく女は抱かれることで愛されてることを感じるというがまさかにその通りだとは思う。女は子宮で考える生き物、と言われるぐらいだからそれげないことで女じゃなくなって行く気がするんじゃないだろうか。

この漫画を読んで今自分の夫婦関係についていま一度考えたが、産後体の回復が追いつかずセックスレスのためどこかで解消しておかないと良くない方向に行く可能性は大いにあり得るということをこの漫画が教えてくれたので、スキンシップからとっていく必要があると思った。

誰かに相談できそうでできない内容なだけに辛いと思います。第三者に相談したからといって解消される訳ではないですし、本人に伝えることも、特に女性からだと言い辛いと思います。

夫婦にとって、セックスだけがすべてではないですが、セックスは心身ともに表現できる愛情だと思いますし、相手への思いやりでもある気がします。それがなくなってしまうことは、やはり、身も心も寂しくなってしまいます。

きっと真面目な人は相手に、本当の愛情を求めたいから悩んでしまい、不倫している人は、もしかして夫婦というステイタスを保つためにバランスを取っているのかなと、こちららの漫画を読んでいて、ふと思ったりもしました。

こちらの漫画で、初めて知った漫画家さんでしたが、イラストも綺麗で見やすく、各人物の表情の表現が上手くて、個人的には好きです。それぞれの登場人物のファンになってしまうぐらい絵にリアルさがあります。ずっと毎月、楽しみに読んでいる漫画が、ドラマ化されて、びっくりしました。

ドラマ化されるぐらい、現在の夫婦の大きな悩み、愛情表現の課題になっているのかなとも思いました。とても繊細で大きな問題だと思います。今後、どうなっていくのかが楽しみな漫画です。

ものすごく好きで全巻呼んでいます。実際にありそうで、毎回ワクワクしながら読んでいます。男性の気持ち、女性の気持ち、周りの登場人物の気持ちに共感できますね。でも実際にこんなに美男美女の夫婦が…こんな人間関係に恵まれて…と思ってしまいます。

大好きな人と結婚したはずでもセックスレスというのは何が原因でなるかわからないですよね…でももし自分がこんな立場になったら．．．という気持ちになれるので、読んでいて毎回飽きません。実際に私の周りでもセックスレスが原因で、夫婦仲が悪い人もいますが、夫婦関係がきちんとしているところは円満な気もします。

たかが…と馬鹿にしていてはダメですね。普通恋をすれば盲目になりますが、お互いがそれぞれの立場で、社会からの目もあり、大人として、どうにか夫婦で…という考え方をしっかり持ちつつ、でも屋はり弱さがあり、辛さがあり、、、それを乗り越えてこそきづかされる気持ちがあり、強くなれる自分がいる。

人が傷つくと、人には免疫力があるためどんどん強くなれる。でも知らずに人を傷つけている人はその気持ちに寄り添えず、実際大切なものを失ってからその大きな存在に気づいてします。なんだか、読んでいると、ワクワクもしますが、胸を締め付けられる思いや、苦しくなり、涙が流れる。それほど、現実にありそうで、なさそうなお話です。