漫画「アオのハコ」全巻買ったらいくら？まとめ買いの最安値は？

この漫画を初めて読んだ感想ですが、主人公やヒロインがお互い違うスポーツをしていてバドミントンやバスケに熱中している。姿は私が学生時代にバドミントンやテニスに夢中になっていた時期と重なりました。インターハイに出るまでどれほどの練習を重ねてきたのか、努力は人それぞれですが、最初からバスケットやバドミントンが上手い人はいないということ。

また、主人公がヒロインの先輩の事が好きな恋愛要素もあって面白いと思います。恋愛漫画だとヒロインが主役で、憧れの男子生徒とドキドキする展開とかが普通です。しかし、今回はスポーツ漫画かつ主人公は男の子で憧れの先輩に恋をしている設定。女子目線からの恋愛ではなく、男子目線からの恋愛要素はまた別のドキドキ感が味わえて読んでる側の私もクスっと笑ってしまいました。

好きな人が遠くに行ってしまい、会えなくなってしまうんじゃないかという主人公の複雑な気持ちが描かれたシーンは一瞬読んでいてシリアスな展開になるのかヒヤヒヤしました。ですが、一変してベタな展開で憧れの先輩と一緒に暮らしていくというのもこれは主人公からしたら嬉しいけど気まずい雰囲気なのかなぁと思いつつ続きがきになって仕方ないです。

男子が胸キュンしちゃう、経験してみたい恋愛マンガNo1なんじゃないでしょうか。チナツ、タイキみたいなまっさらな高校生活、まさに青春まっただ中！って感じです。しかもエロさがない。たまに水着姿で登場したりしますが、かわいい女子って感じです。そして恋愛マンガであり、スポーツ漫画であるところもいいですね。

見た目はぱっとしないタイキだけど、真面目で貪欲で、どんどんバドが上達していく姿を見ていると、本当に息子の高校生活３年間を見ているようで胸がぎゅっと熱くなります。個人的にはクールなキョウくんがタイプですね。彼がこれからどんな恋愛をしていくのか気になります。あと、チャラそうに見えて恋にまっすぐな女の子も出てきて、応援したくなります。

チナツは真面目で、かわいくて男子だけではなく女子からも人気なので、自分が高校生だったらこんなふうになりたかったなと思い出に浸りながら読んでいます。目が細くてサラサラヘアのバド男子たちもたくさん出てきます。ユサくんみたいに何でもできそうな男子っているよね！と勝手に作者に共感しています。恋に部活に一生懸命になっている姿って、いくつになっても感動できますよ。部活合宿とか、いいなー！って思えます。

この漫画の感想を一言で言うとしたら「青春最高！！」ですね。この漫画は恋愛と部活動がメインの高校生活を描いた漫画です。僕は高校時代にこのような青春を過ごすことはできなかったのですが、読んでいてとてもドキドキしましたし、胸が熱くなりました。僕がこの漫画で特に好きなところはやはりメインキャラを絞らせてこないところです。

主人公とヒロインについてだけでなく、そのほかの登場人物についても事細かく描かれていて、それぞれのキャラにあるいろんな思いが伝わってきます。はじめはそこまで好きではなかったキャラが、読み進めていくとだんだん好きになってきて、話が進むごとに新しく好きなキャラが増えていきました。なので読み進めると止まらなくなっちゃいます。

情熱的なシーンが多いので、読んでいて漫画の中に引き込まれていく感じで、「がんばれ！」ってつい言い出しそうでした。漫画に出てくる部活動は主に運動部で、自分は運動部だったわけではないのですが、この漫画を読んで「スポーツしたいなあ」、「学生時代に戻りたいなあ」って思いました。恋愛模様もしっかり描かれた外れのない王道青春スポーツ漫画なので、ぜひ多くの方に読んでほしいなと思います。

個人的に少年ジャンプでは珍しい恋愛モノだと思って読んでいます。同誌の恋愛モノは基本的にラブコメディに寄った作品が多かったという事もあって、ある意味では新鮮な気分で初々しい気持ちを持って読んでいます。
連載が始まりしばらくはすっぽりと忘れていたのですが、実を言うと連載前の読み切りを読んだ時も同じような気持ちになり、面白いと思った事をしばらく経ってから思い出しました。

絵の線やタッチがも綺麗な所も新鮮ですし、私自身の青春時代とはかけ離れた設定面ではあるのですが、登場人物達の心理や感情が共感出来る所も多くて作品の世界入り込みやすい作品だと思っています。また、その中での登場人物達のやり取り、特に言葉の言い回しや表現もとても勉強になって普段の生活でちゃっかり会話に混ぜてウケを狙わせて頂いております。

展開も急に変わってしまうよりも、ゆるりと変化させている所があり、読んでいて難しい気分にならない所は作者の描写力なんだろうなと思います。少年ジャンプの中で毎週楽しみにしている作品の5位の中の一つであります。まだまだ、今後も続く事を期待しておりますし、毎週毎週を缶ビール片手に随分遠のいた青春時代の気分に浸りたいと思っています。

アオのハコというタイトルに対して表紙や絵を見たときに最初に思ったのは恋愛ものなのだろうかというような感想でした。そして絵がかなりシャープな感じの世界観で好き嫌いが別れやすい感じの画風かなというような感想にもなりました。

ですか話を読み勧めていく中で作品への理解がより深まり恋愛ものではあったけれどもスポーツ系恋愛漫画と言う事の良さが凄く溢れている作品だなと思いました。高校生ならではのキャラクターが出せる甘酸っぱく時には悩み苦しむような感情の難しさやスポーツに対しての熱意が凄く伝わってきて自分とも少し投影しやすかったりと見てても考えてても楽しめる作品だなと感じることが部分もありました。

また、絵に関しも最初の入りがどうなのかなと思っていましたがキャラクターの性格やストーリーの展開の中での表現と画風がとても合っていると感じたおかげで読んでいてもすっと内容や主人公やヒロインの感情が絵からでもわかりやすいくらいに伝わってきました。これから人の恋としてもスポーツへの情熱に対してもどうなっていくのかと様々な視点からお話を読むことができ楽しみが読んでいて耐えない作品だと思いました。続きが楽しみと思える作品です！

私の知らない青春です。彼らの世界の舞台である学校は、あまりにも甘く酸っぱい世界でした。彼らがスポーツや恋に打ち込んでいる間、同じ年代だったあの頃の私は一体何をしていたのか？

ページからはボールの跳ねる音、バスケット・シューズの床を切る音、あのシーブリーズのキャップの蓋を開ける音、心臓だけが高鳴る音。様々な音が聞こえるような気がしました。

登場人物たちは誰しもがきっと、想像やあるいは思い出の中の、ほんの少しだけ、美しく純粋になった少年少女達です。彼や彼女達の世界の中には、世間の事やこれからの自身の遠い将来の事などが抜け落ちたように、10代の、それも感性が最も豊かであろう時代を、駆け足で鑑賞者の眼前を通り過ぎていきます。彼らのカレンダーはみずみずしく、ただの数字と、嫌な会議と納品日だけに丸がついた協力会社の営業が置いていくカレンダーではありません。

自分達の、地に足が着いていないかもしれない狭くそして眩暈がするような、青い世界の中のカレンダーかもしれません。そして私たちが経験することができなかったあの頃の青春を追体験できるような、そんな作品です。この作品を読んだ私は、自分の部屋のあまりの静かさに驚きました。その静寂の中、存在するべきだったあの日の事を考えながら、つまらない酒を飲みながら明日の打ち合わせのことを考えました。