漫画「文豪ストレイドッグス」全巻買ったらいくら？まとめ買いの最安値は？

元々は深夜アニメから入ったのですが、本当に設定の部分がとても面白い作品ですね。色々な文豪達と同じ名前のキャラが出てきて、それに因んだ異能力が使えるという設定は、たまらなく厨二心を刺激してきますね。文豪が好きな人だったら絶対にはまれる仕様になっているのが、とてもいいですね。本当の文豪とはちょっと違いキャラがイケメン揃いというところも、人気な理由でしょうね。

中でも太宰の飄々とした感じがめちゃくちゃ格好良くて目の保養でした。あとこの作品の最大の魅力は少年漫画さながらのバトル展開の部分ですね。白熱の戦いっぷりが描かれているので、すごくワクワクさせてもらえますし先の展開から目が離せません。太宰の美しい戦いっぷりは本当に格好いいと感じます。

自分は正直、今まで文豪にはあまり詳しくはなかったのですが、この作品を読んだことでいろいろと魅力的な文豪がいることを知れて逆転現象が起きました。この作品で興味を持った文豪の作品なんかも、オリジナルが読みたくなって読んだりしたのでそういうところでは、この作品に出会えて本当にラッキーだったと思います。森鴎外や江戸川乱歩の作品は、やはり有名だけあって非常に面白いですね。

さすが「文豪」とタイトルにも入っているだけあって次々と小難しい言葉が出てきて(文脈の流れで意味は想像できるので問題ありませんが)国語の勉強にもなる漫画でした。太宰治といい歴史上に実在する有名な人物が出てくるのに空想上のストーリーが展開されるので非常に斬新な感じがしました。

スマホを頼って漢字を自分の手で書かない時代になっているので、こうゆう昔ながらの言葉や普段あまり使わない漢字(ルビは振ってあるので誰でも読めます)を目にすると脳に良い刺激を与えているかもしれませんね。

超能力やミステリーやSFの漫画は世にごまんとありますが、こうゆう実在する文豪を絡めた漫画はとても珍しいと思います。オリジナリティあふれたストーリーなので全く先のストーリー展開が想像できず、ドキドキしながら読破しました。

誰もが小学生の時に教科書で読んだ有名な物語の作者も出てきたりするので、今まで頭の中でこんな感じの作者かな？と思い描いていた人物像とは、ずいぶんかけ離れたキャラクターが何人もいました。内容も推理小説さながらの考察ができたりするので、普段はあまり漫画よりも小説の方が好きな人も楽しめる貴重な漫画なのではないかと思います。

文豪ストレイドッグスは、最初難しく暗い漫画なのかなと思って読んでなかったのですが、紹介されて読んでみたら、めちゃくちゃ面白い漫画で一気読みしてしまいました。キャラクターがとにかく多く、それぞれのキャラクターに個性があるので、どこのストーリーを読んでいても楽しいです。私は最初、国木田独歩くんが好きだったのですが、読んでいくにつれて、泉鏡花ちゃんや与謝野晶子さんが好きになりました。

もちろん、国木田独歩くんも好きです。普段、小説などを全く読まないので著者などは全く分からないから面白くないと思ってましたが、今となっては、次誰が出てくるんだろう。とかキャラクターが出てきた時に、この著者は知ってる！などと勝手に心の中で盛り上がりながら読んでました。

それぞれ個人の代表作も技によってたくさん覚えていったので、実際にその小説を読んでみたりと文豪ストレイドッグスを通して、嫌いだった小説を読むという行動をするようになって、自分でもビックリです。あとは、ストーリーがとにかく面白いです。

シリアスな部分がほぼなのですが、その中にある太宰治くんと国木田独歩くんとのやりとりだったり、江戸川乱歩さんの可愛さだったりがあって読んでいて全然暗くなりませんでした。文豪ストレイドッグスに出会えて本当良かったです。文豪ストレイドッグス大好きです。

タイトル通り、文豪と同じ名前の登場人物が出てきます。文豪ごとに代表作の名前の特殊能力を持ち、その技を駆使して相手と戦闘していきます。バトル系の漫画ではありますが、繊細なタッチの絵面なのでグロさはあまり感じません。絵がとてもきれいで好きです。

主人公が勤め始める探偵社にそろっているメンバーは、教科書に出てくるような有名な人たちばかりです。時代背景も文豪が活躍していた時代かと思われるようなレトロ感があり、服装なども素敵です。全く本を読まない人も、その世界観に入り込みやすいと思います。

本好きの人の場合は、好きな作家が出てくることもあるので一層楽しめると思います。なにより日本の文豪だけではなく、海外の文豪も登場します。バトルシーンが秀逸で、スピード感もあるし異能の使い方がうまいです。バトルだけではなく、頭脳戦もあるので先が気になってしまい、どんどん話に引き込まれてしまいます。

主人公と敵対しているキャラたちも魅力的なので、どちらも好きになってしまうのがすごいと思います。全体的にテンポがよく、サクサクと進んでいってくれるのも良いです。これだけたくさんの異能者が出ていても、マンネリなところがないので読んでいて楽しいです。

キャラが良い！これに尽きる！自分はアニメから入り、続きが気になり大人買いしました。設定に賛否があるとは思いますが、教科書で見たことある文豪たちが作品にちなんだ異能力で活躍するバトルシーンは迫力があります。主人公の敦くんをはじめ、それぞれに辛い事を乗り越えて、探偵社で生きる場所を得ていると思うと、「みんな、良かったね。」としみじみ。

敵対するポートマフィアやギルド、天人五衰のメンバーも、嫌いなヤツはいないと言っていいほど、魅力的なキャラクターばかりです。個人的には芥川龍之介激推しです。特に共喰いのときの敦くんと芥川くんの共闘はもう、なんと言っていいか、素敵です。物語の伏線のはり方も見事で、前の巻を引っ張り出してきて「おおー！」となることもありました。

文豪設定だからでしょうが、言い回しが難しい事があるので、調べてみたり、登場人物のモデルとなった文豪のことを調べてみたりと楽しみ方が広がります。アニメの４期が始まって改めて単行本を一気読みしましたが、続きが気になる。もどかしい。どうか皆無事でありますようにと祈るばかりです。あとカバー裏が毎回楽しみ。カバー裏を読んで、本編を読み直したりしています。