鋼の錬金術師の電子書籍が安い！おすすめアプリは？全巻無料で読める？

最初はちょっと事情のある兄弟が旅を始めるところからスタートするお話で、ただの兄弟の話に見えるが片方は小さく、また片方は非常にごつい鎧を着ていると思ってしまう。ただ、二人は実のところ非常に厄介な事情を抱えており、二人の願いを成就させるために行動を起こし、あちらこちらへと赴いて事件を解決したり、また自分たちに関わりあう出来事に巻き込まれつつ旅を続けていく。

中盤からきな臭い人物たと交流を深めたり、本来なら敵対するものと共同戦線をはったりとしたエピソードも増え始め、彼らとかかわった人たちの物語も続いていたり、終わっていたりとコミカルなところもあるが話自体はシリアスなものである。ただ、それでも前に進もうとする兄弟の話がメインなので読んでいて気分が重くなることはなく、次の話ではどうなるのか、登場人物のとある人間が内通しているのではないか不安になり、実は兄弟たちが追っていたものがとんでもないことになる。

終盤では怒涛の展開が多く、読み手によって変わるということはなく、これまで読んできた二人の兄弟の物語としてきちんとした読了感のあるまとめ方になっている。家族とは何か、組織に所属するのは何か、何か他のことを失ってまで自分の願っているものをかなえる必要があるのかということを考えさせられる。等価交換が話の根幹にかかわっていて面白い。

人生でも役にたつ名言がたくさん生まれている作品です！少年・青年漫画が苦手な人でも読んだことのない人でも一回世界が変わると思って読んでほしい。ただの兄弟愛ではなく、主人公のエドワード・エルリックの強く自分の芯を大切に物事と向き合う姿がとてもかっこいいです。どんな主人公でもネガティブになったり、落ち込み時期に少しウザったく映る描写もあると思うのですが、エドにはそれを感じません。

むしろどんな壁にぶつかったとしても、考えることをやめない・行動し続けることで目的を確実にしていく姿勢がずっと応援したくなる主人公です。弟のアルや幼馴染のウィンリィ、ロイやヒューイなど仲間はもちろん、敵側にも様々な事情があったり、辛い過去があったり。快楽のために錬金術を使うものもたくさん出てはきますが、それだけではないので敵側にも注目してもらいたいです。

全く現実世界と結びつけられるような世界観ではありませんが、よく考えながら見ていくと、今、私たちの住んでいる世界にも同様のようなことが言えるような繋がりもあります。前向きな気持ちになれない時、自分の考えを改めたい時など、何かを変えたいと思っている人にこそ読んでいただきたい作品です。

アニメ化実写映画化もされている超有名作品です。9年間にもわたる連載だったにも関わらず、絵柄の変化がほとんどなく最初からハイクオリティな作画を維持できているのが凄いとまず感じました。かなり初期段階から練ったプロットが隠されていて、一通り目を通した後に見逃した伏線を拾い上げていくのも非常に楽しいです。

非常に重たいテーマを扱っていながら、主人公達や味方・共闘するキャラクターの明るいやり取りが時折混ぜ込まれており、ダークファンタジーと言ってよい作風なのにあまり陰鬱さを感じさせません。もちろん、読者の心をへし折るような鬱イベントも発生しますが、それゆえにキャラクターたちに感情移入したり、物語に没入できるストーリーです。

バトルシーンはスピード感とパワフルさが存分に伝わってきます。話の展開で、作者さんは主人公サイドのキャラクター・非や落ち度がないキャラクターにも結構厳しいので、大変緊張感を持って話を読んでいくことになります。キャラクターの書き分けも非常に見事で、バックボーンの設定もしっかりしています。悪役でも好きになってしまうかもしれません。女性キャラクターも魅力的で、肉体面・精神面問わず強い女性が多く登場します。むっちり感も良いです。

鋼の錬金術師はアニメから視聴しました。数話みた時点で非常におもしろく漫画も購入するようになりました。女性作家のためかエロ描写がほぼなく健全な話が多いのが女性の友達におすすめしやすかったです。鋼の錬金術師は禁忌に関する内容から始まり家族愛、友情、錬金術師の仲間達の連帯感が良かったです。ネタバレになるので詳しく書けませんがアルとエドの兄弟愛には何度も泣かされました。

鋼の錬金術師という題名でエドが無双するかと思いきや序盤からすれすれのドキドキな展開が多く続きが見たくてたまりませんでした。当時は発刊ペースが月刊誌なのでアニメが先を越してオリジナル展開になり終了したのにはビックリさせられました。漫画はアニメ終了後も長く続いたので新キャラが出てくるようなワクワク感がありお得な気分を味わえました。

特出すべきは漫画終了後に再度アニメ化してくれた点です。オリジナルの内容も非常におもしろかったのですが、新訳版は世界観がかなり広がってキャラもかなり増えていたのでかなり楽しむこともできました。これだけ長い期間アニメも漫画も映画も楽しめる作品は希少かと思います。これからみる方がいれば一期のアニメ、漫画、二期のアニメという順番に鑑賞することをおすすめします。

学生の時トモダチに進められて読んだけどメチャクチャハマった作品のひとつです。こんな作品にであえたという幸せともう一つはこの作品が結構前に作られた作品だという驚きが相まってたまらないです。何回も読み返したくなるくらいに話がおもしろくて、錬金術を知らしめた作品だとおもいます。こんなシュチュエーションよくもまあ思いつくよなぁ。

こういう作品に出合ったから私は漫画好きになったし、これからも漫画を読み続けると思う。それくらいにレベルの高い作品。シュチュエーション、キャラ設定、世界観、話のアップテンポ、絵のうまさ。すべてパーフェクトなんですよ。よすぎてどうしていいかわからんくなるくらいにすばらしい。個性的で魅力的なキャラクターがたくさんでてくるのもいいんですよね。

私が一番好きなキャラクターは焔の錬金術師ロイ・マスタング。めちゃくちゃかっこよすぎて、私の初恋の相手でもあります。世界観もよくてダークファンタジーの先駆けとも言われているこの作品。子供にもぜひ読ましてみたい。今読んでもきっと感動してはまってしまうだろう。次世代の子で読んでいない子は読んでほしいではない。この作品をよまなくてはならない作品なのです。

この作品の存在を知ったのがアニメ第1期がやっていた時に、すごく話題になっていたのがきっかけでした。原作を読み出して本当に先の展開が知りたくて、凄くワクワクする漫画だと思いましたね。錬金術というあまり聞き慣れなかった言葉がこの作品をきっかけに普通に共通認識になったようにも感じているので、すごい功績だと思います。

あとキャラクターの魅力というのがかなり大きい作品だと思います。中でも主人公のエドワード・エルリックの存在はとても大きいですね。普通にエドの性格がとても大好きです。チビと言うと怒る感じとかも子供っぽいと思う時もあるのですが、すごく大人っぽい顔をする時もあってそのギャップにやられてしまうこと間違いなしです。弟のアルフォンス・エルリックのことをすごく大切に思っていて良いお兄ちゃんな一面も作中で何度も描かれていくのですごく読み進めていくのが楽しいです。

バトル展開のハラハラ感は、かなりのもので錬金術がものすごく重要視させれていくので見ていて、どのようにして敵を倒すのかなど目が離せません。個人的に一番好きなのはロイ・マスタングというキャラクターです。指を弾く仕草を見て一人で真似したくなった時もありしたね。それくらい男気がある格好いいキャラです。

鋼の錬金術師の連載が始まったときガンガンを買っていたので、第一話が掲載され、伝説が始まった瞬間から読んでいました。初見の印象は、絵が凄く上手いなということと、当時購読していた漫画雑誌の中では抜きんでてグロテスクだなというものでした。いまとなってはグロめの少年漫画は珍しくないですが、倫理的なグロさと血や臓物などのグロさの合わせ技で攻めてくる少年漫画が始まったことに、当時は衝撃を受けました。

生命倫理や正義、魂とは肉体とはなどの哲学的なお話を、錬金術と超王道のストーリー展開をかけ合わせてわかりやすく、かつ大変エモく表現されている天才のお仕事です。物語は本当に古来からよくある、主人公が幼稚さゆえに自ら犯した過ちによって大変なことになり、それに向き合い解決しようともがくという王道中の王道物なので、物語が難しすぎて何が起こっているのかわかりにくいということが起きづらいです。

コマ割りやキャラクターの書き分けも素晴らしい技術で、読み手にストレスを与えません。物語のテーマ以外の部分が本当に美しく整備されているので、物語が訴えるものが生命倫理などの難しいものであっても、読んでいる間は小難しいななどとは思わずに、主人公たちやゲスト主人公たちの冒険を追っていく中で情緒的に理解することができます。ファンタジーの世界観に設定してあることが、ただのオシャレとしてではなく、訴えたいテーマの核となる装置となっていることは、ファンタジーファンも唸らせる本当にすごいことです。

エドワード・エルリックとアルフォンス・エルリックの兄弟の絆に感動しました。エルリック兄弟が行った過去の過ちもお互いが認め合うことでお互いを思い、信頼し、強い絆が生まれたのだと思います。また、自分たちの願いを叶えるため努力を惜しまないという点からエルリック兄弟の強い意志も感じられ、目標や夢の達成には努力が必要だと改めて思いました。そして強い意志のある人には行動力があり、行動力がある人には周りも応援したくなるという点は現実の世界でもあることだと思いました。

それもあり、エルリック兄弟だけでは難しいことも乗り越えられるのだと思います。また、2人の帰る場所で待っていてくれる人がいるのは、すごく支えというか安心感があるのかなと思います。2人の過去を知っていても変わらぬ態度で接してくれるピナコ・ロックベルとウィンリィ・ロックベルは、エルリック兄弟にとってとても大きな存在で、血は繋がっていなくても大切な家族なのだと思います。

この点からも人との繋がりは血の繋がりではなく、心の繋がりなのだと再認識させられました。最後に漫画の内容としては、非現実的ですが面白く、1冊読み終えると次が気になります。ただ、家族や兄弟、友人、仲間など現実世界でも共通する部分があり、色々と考えさせられる内容になっていると思います。

兄のエドワード＝エルリックと弟のアルフォンス＝エルリックの兄弟が、失った体を取り戻すべく、賢者の石を求めて国家錬金術師として冒険を繰り広げる物語。兄弟の目的はかなりシリアスですし、2人の前に立ちはだかる強敵たち、張り巡らされる陰謀など、なかなかハードな展開も待ち受けています。それでいて2人を取り巻く日常には、個性的で楽しいキャラクターたちが多く、コミカルで笑わせてくれるような場面も多い。

これだけ書くなら、多くの漫画が共通して持ち合わせている要素なのですが、このシリアスシーンとコミカルシーンを両方盛り合わせながら、読者に違和感を感じさせずに読み進まさせる構成って非常に難しいと思います。両方の場面の落差に、読み手がついていけないことなんて珍しくありませんからね。

そうした意味において、この鋼の錬金術師はほぼ完璧に近いバランスの取れた構成の漫画なのだと思います。思い返してみても、本来落差が生じがちな場面の数々が、巧みにマッチしているわけですから。ここぞと決める場面では、読者の心を感動させるだけの吸引力も発揮してくれますしね。そうした意味において、作者の荒川弘先生の緻密な構成力には脱帽しかありません。

賢者の石を求めて、主人公であるエルリック兄弟2人が錬金術を用いて旅をするファンタジーバトル漫画だと思って読んでいたが、いい意味で裏切られたと思う。勿論、バトル漫画なので派手でかっこいい戦闘が見られて、読み応えはとてもあるが、それだけでは無かった。

敵をどう攻略するかだけでなく、それを踏まえて主人公達がどう思うかという人間の内面についても深く描かれていて、｢あーかっこよかった面白かった｣では終わらず、読んでいる自分もどう思うかを考えてしまうような物語で、とても面白かった。更に、作中多くの登場人物が居るが、全てが個性的で魅力があり、敵ですらも感情移入してしまった。味方どうしですらも価値観や信念が違っていて、しかし信頼や友情が生まれているのが、とてもリアリティのある人間らしくて、かなり集中して読んでしまう。

また、敵やストーリーに謎が多く、すぐにこれがこうであの敵はあんなふうだとは分からず、こいつはなんだこれはなんなんだというハラハラとドキドキが最初から最後の方まで止まらないのも、この漫画の面白いところだと感じた。この漫画更に、俗に言う｢名言｣というものも出てくるのだが、これが一つ一つ鳥肌モノで、ズバッとカッコイイものや痺れるようなものなど読んでいて思わず声が出てしまうものも多かった。この漫画、一言で言うなら｢最高｣だった。

とにかくストーリーのまとまりが素晴らしく、こんなに読後感がいい漫画は他にないのではないかと読み返すたびに思います。エドとアルの主人公兄弟がたくさんつまずきながらも成長を続け、犯してきた罪や失敗について決して自分に甘くなることなく、なんで自分が、などと一言も言わずに強大な敵に立ち向かっていく姿はとにかく感動的で、それ以上に面白いです。

徐々に明かされていく謎のスケールの大きさには驚くこと間違いなし。現実の地球全体をモデルにしたようなそれぞれのエピソードにおける世界観の構築や、それぞれの地域で必死に頑張る人達の在り方、また各エピソードでエドとアルが出会う大人たちの人格の素晴らしさなど、読みながら唸ってしまうポイントが満載で、どうしてこんなにストーリーテリングがうまいんだろう？と不思議になるほどでした。

決して子ども任せにしようとはしない大人との絆や、エドとアルを本気で心配する幼馴染の存在、そして甘酸っぱい恋愛ストーリーと、名作エンタメのあらゆるジャンルをぎゅーっと凝縮したような作品で、こんなに壮大なストーリーがたった27巻で完璧に完結していることが未だに信じられません。誰が読んでも好きなキャラが見つかると思いますし、最後には絶対泣けると思います。

私はこの鋼の錬金術師の大ファンです。最初見たのはもう十何年も前だったと思いますが今でも変わらず大好きな漫画です。この漫画の主人公兄弟を始めこの漫画に出てくる登場人物はそれぞれに辛い過去を背負いながら生きています。過去と向き合いながら前にいく姿はとてとも共感性が持てます生きるということを考えさせられる漫画でもあります。

また人間の欲や心理についてもとても細かく描いてあります。この漫画を通して教えられたことはたくさんあります。人間というか神に近づきたい者たちの果てしない欲。心理それは人間の心の奥底に誰もがあるものなのかとこの漫画を通して教えられました。それは現代社会に生きる私達の社会生活で起こる悲しい事件にも共通しているなと考えたことがあります。この漫画ただアクションがとか等価交換の錬金術の話でなく。いろいろな要素がたくさん詰まっていると思います。

だから連載が終わって久しのに沢山の人たちに愛される漫画なのだと思います。漫画とアニメンどちらもありますがそれぞれに魅力があり主人公を取り巻く人たちもみな個性的でとても面白い人ばかりです特に女性の描き方がこんな強い女性になりたいなとあこがれてしまうキャラクター何人もいてこの漫画の魅力の一つです。

言わずと知れた有名作品。錬金術が存在する架空の世界で繰り広げられるダークファンタジーの少年漫画ですが、老若男女世代問わず幅広く愛される名作だと思います。シリアスなシーンとギャグシーンの対比や、ドキドキする錬金術を利用したバトルシーン、それぞれのキャラクターを深堀するエピソードなど、テンポ感の良い作品です。荒川先生の作風らしく、中性的で優しい雰囲気が漂う絵柄なので、違和感なく世界観に入り込めると思います。

綺麗事だけは無く、物語を通して、「命」とは何か、「生きる」とは何か、そういった人生の問いに向き合わされる壮大な作品です。禁忌を犯した主人公兄弟、主人公らを大人の目線から見守る軍の人間達や故郷の幼馴染、敵対するキャラクターたちなど登場人物全員が個性的で魅力があり、それぞれ葛藤や信念を胸に抱えています。単純な善悪の対立の物語ではないため、非常に深みがあります。

私にとって、人生で読んだ漫画作品ベスト3に間違いなく入る作品です。アニメ、映画、ゲームと様々な関連作品が存在しますが、やっぱり原作の漫画が一番好きです。最終章への話の展開や秀逸だと思いました。当時中学生の頃に読みましたが、大人になった今読み返すと「親」や「大人たち」の気持ちを重ねてしまいます。本当に素晴らしい作品でオススメです。