漫画「魔入りました！入間くん」全巻買ったらいくら？まとめ買いの最安値は？

見た目がとても愛らしい主人公・入間君がタイトル通り魔界で過ごすコミカルなお話は、ストレス無く見れるし、とても面白いです。クスってしたいなと思った時に読むと、心を癒されます。私は入間君のおじいちゃん（義）に感情移入をしてしまうので、彼を溺愛してしまう気持ちがとても良くわかります。

優しくて素直で地頭がいい主人公へ降りかかる災難に、つい応援してしまうというか贔屓をしてしまうのは仕方が無いと思う程、主人公は可愛い。そんな彼と友達になる魔界の子らもまた可愛い。友人になるまでの過程が昔ながらの少年漫画の王道を突っ走っていて、今時では珍しいと感じつつ、やっぱり王道物は面白いなとも思いました。

重たい話を読んで疲れたら、「魔入りました！入間くん」で中和したいと頭に過るほど、癒し効果強め・ギャグ要素強めで息抜きにも丁度いい漫画だなと思います。ほんわかしている内容だけではなく、合間合間にハラハラする展開も挟むので、飽きることなく一気に読み進めてしまいました。

主人公の友人やライバル的存在の脇役のキャラ達も個性が凄く強く、脇役をなかなか覚えられない私でも、すんなりと頭に入るほどです。それはきっと脇役ひとりひとりに焦点を当てられた1・2話で完結するストーリーが面白いからなのでしょう。子供と一緒に読んで楽しみたい漫画です。

「魔入りました！入間くん」は、人間界で暮らしていた少年・入間くんが、実は魔王の孫であることが判明し、魔界の学校に転校することになるというストーリーです。そこで彼は、魔界の生徒や教師たちと様々な冒険や騒動に巻き込まれながらも、友情や恋愛、成長を経験していきます。

この漫画の魅力は、何といっても登場人物たちの個性とキャラクターの掛け合いです。入間くんは、人間界ではいじめられっ子だったのに、魔界では明るく元気で正義感の強い主人公として活躍します。彼の周りには、クールで強力な悪魔・アリスや、天然で可愛らしい女神・クララなど、様々な種族や性格のキャラクターが集まります。彼らは時には仲良く協力しあったり、時にはバトルやケンカをしたりしますが、どれも笑いあり涙ありの感動的なシーンになっています。

また、この漫画は、魔界というファンタジーな世界観を生かした展開や設定も楽しめます。魔界では、人間界とは違ったルールや常識があり、それに戸惑ったり驚いたりする入間くんのリアクションが面白いです。また、魔界には様々な種族や能力が存在し、それぞれに特徴や歴史があります。その中で入間くんは自分の力や使命を見つけていきます。

「魔入りました！入間くん」は、笑いと感動とファンタジーが詰まった素晴らしい漫画です。登場人物たちの成長や絆に心を打たれること間違いなしです。　

最初は絵のタッチや設定だけ見ると、なんだ？このタイトル？子供向けなのかなと勝手な想像を抱いていましたが、いざ読んでみると話に深みや優しさがあって面白いです。人間界では学校もろくに行けず、友達もいなく、親がクソすぎて数々の修羅場に連れ回されていたので、魔界での悪魔たちからの攻撃も避けられるし、主人公の性格が筋金入りのお人好しなので、悪魔の友達ができたり悪魔たちを魅了していく様がすごく面白いです。

また、冒頭の出来事を酷く思わせないほどテンポよくサラッと悪魔の孫として養子になる所から始まって、そこから入間くんの努力の日々や友達との日常が始まっていき、入間くんは人間なので、悪魔界では人間と悟られないようにしなければないのですが、中々の強運を持っているようで、毎回ハラハラしつつ楽しく読むことができました。

そして今まで自分の意思で何かをしたいや、自分がこうなりたいという希望がなかった入間くんが悪魔たちとの生活で少しずつ変わっていくところもいいところだなと思いました。おじいちゃん(サリバン)がどうして、人間の入間くんを養子にしたのかが、気になるなと思いました。

アニメ化もされていてそれも面白かったです。ギャグもオタクに寄ってなくて本当に読みやすい作品だなと感じました。ギャグ要素もありつつ感動もある、すごくオススメの作品です。個人的に私はところどころ不遇な目に遭うカルエゴ先生が好きです。

「魔入りました！入間くん」はニンゲンの入間くんが悪魔の住む魔界で学校に通いながら上を目指す話です。主人公の入間くんは基本的に善良で、頼まれごとを断れず、物腰も柔らかいのでナメられてしまいそうですが、時折見せる芯の強さやかっこよさ、仲間を大切にするところが彼の魅力を引き立ててくれます。

そんな入間くんには学友が多数いて、その中で私はクララがこの漫画で一番好きです。自由奔放で、遊ぶことが大好きな彼女は、いつもマスコットキャラクターのようになっています。ですが、たまーにとても女の子としてかわいいシーンが描かれ、その時の笑い方が蠱惑的にも感じられるほどの色気でクラっとしてしまいます。

クララは入間くんの親友で、もう一人の親友のアズラエルと時にやかましく、時に頼もしくなってくれて、３人でいる時が入間くんにとっても、見ている私にとっても一番ホッとする瞬間となっているようです。この漫画自体の話に戻すと、ストーリー展開がとても上手いです。

大きな盛り上がりがある中編と、その合間合間で短編があり、単行本で読んでいても本誌で読んでいても楽しく、飽きない構成となっています。私は本誌で読んでいるのですが、いつも来週が楽しみになる引きで、焦らされてしまっています。学園モノやファンタジーモノ、または勘違いモノが好きな人にはぜひおすすめしたい漫画です。

「魔入りました！入間くん」は、ユニークなキャラクターと魅力的な世界観が魅力的な作品でした。入間くんの奮闘や友情、成長を描いた物語に感動しました。作品は、普通の中学生である入間くんが魔界に迷い込み、魔物たちとの交流やバトルを通じて成長していく姿を描いています。

入間くんは無邪気で純粋な性格であり、彼の持つポジティブなエネルギーに元気をもらいました。また、作品にはユニークな魔物たちが登場し、それぞれに個性的な性格や能力が描かれています。彼らとの交流や友情が物語を盛り上げており、キャラクターたちの掛け合いや関係性が魅力的でした。

さらに、作品の世界観も魅力的であり、魔界の風景や魔物たちの生活が独特な雰囲気を持っていました。異世界での生活や謎解きが展開される中で、入間くんの成長や新たな出会いに胸が熱くなりました。物語の展開も飽きることなく、入間くんの冒険やバトルが繰り広げられます。ドキドキ感やハラハラ感がありながらも、入間くんの前向きな姿勢や友情の力が勝利を導く姿に感動しました。

絵柄も可愛らしく、キャラクターたちの表情や動きが魅力的でした。コミカルな描写やアクションシーンの迫力があり、作品の世界を一層楽しめました。全体を通して、ユニークなキャラクターたちや魅力的な世界観、入間くんの成長や友情が魅力的な作品であり、心温まる物語に感動しました。ファンタジーが好きな方には特におすすめの作品だと思います。

２０１７年より週刊少年チャンピオン連載の西修原作の異世界ファンタジー漫画で、下衆な両親に悪魔に売り飛ばされた主人公・入間くんがその悪魔に養子として引き取られ、更にその悪魔が理事長を務める学園に入学して数々のトラブルを解決していくあらすじとなっています。

昨今流行りの異世界転生ものの要素がある作風ではありますが、それらの大半が主人公が自身の無敵ぶりを誇示するものが多いなか、本作の主人公は超人的能力ももっているものの、それも人間界で両親に振り回された際に危機回避能力として身に着けていったという苦労人なエピソードが同情でき、また異世界のトラブルを解決していく流れも頼み事が断れないくらい人の良すぎる入間くんのキャラのため、かなりさわやかな印象を受けました。

クラスメートとの絡みも楽しく、魅力的なキャラも多数登場する一方で印象的には「ヒロアカ」と被る感はやや否めないかも？とはいえ、本作における魔界がそれまでのおぞましいイメージとはかけ離れた主人公たちが暮らす楽しそうな世界というのも新鮮で、少年漫画らしい「友情・努力・勝利」が正面から描かれてる王道の作風にもなっていて、基本ティーン向けの内容ではありますが、大人でも楽しめる作品になっていますね。