ゴールデンカムイの電子書籍が安い！おすすめアプリは？全巻無料で読める？

内容も面白いですが、読みながらアイヌの文化を知っていくことが出来る漫画で、とてもタメになっています。アイヌ民族の登場人物であるアシリパちゃんがとにかく可愛く、素直で純粋な性格や豊かな表情などに癒されます。セリフがないシーンでも絵柄から感情がひしひしと伝わってくるほどです。

読み進めているうちに、「ヒンナ」や「オソマ」といったアイヌの言葉も自然と覚えていました。日常生活でも使ってみたこともあります。言葉だけではなく、狩りの方法や罠の仕掛け方なども使うかどうかは別にして、知識として身に付きました。また、シリアスな展開の中にもちょっとしたギャグなどでくすりと笑ってしまう場面もあって、巻数の多い漫画ですが、飽きることなく読み進められています。

アイヌ民族や囚人、兵隊など漫画に出てくる登場人物は多いのですが、良い意味で1人1人の個性が本当に強いので少し登場していなかったキャラクターでも「この人誰だったっけ…」と忘れてしまうこともありませんでした。とてもハラハラさせられる展開も多く、ストーリーの人間関係から敵や見方を自分で考察しながら読む面白みもあります。気づけばページをどんどんめくってしまっている、そんな漫画です。

ゴールデンカムイはこれまで読む事を避けてきた作品でした。あまり女性には魅力的ではない絵の雰囲気だったためです。しかし、夫に強く勧められたため渋々読み始めたところすっかり読み込むようになりました。ゴールデンカムイは壮大なストーリーの流れの中に、浪漫を感じる部分がたくさん織り込まれており一気に読んでしまいました。

何よりアシリパさんの愛らしさと逞しさが美しかったです。小さい子供ながら、逆境に立たされても強く生きていく姿は心打たれるものがありました。またアイヌの生活についての知識が度々紹介されています。アイヌの人々がどの様な食生活をしていたのか、どのような事を考え生きていたのか、などが描かれており、それも毎回の楽しみでした。

所々で笑わせてくれる白石も欠かせない存在です。作品の後半は主人公達にとってどんどん厳しい状況となり、読み手としてはハラハラする内容になっていきます。人と人との繋がりが複雑に絡み合うも、胸が苦しくなる様な描写もあり時には心苦しくなりました。読み終わった頃には歴史の勉強にもなったなと感じます。ストーリーとして最後まで綺麗に完結できた名作です。新たな発見がありそうなのでまた一巻から読んでみようと思います。

明治時代の北海道を舞台に元日本兵の杉元とアイヌ民族のアシリパが隠された金塊を探す物語ですが、実際の史実や人物が出てきたりするのでリアルとフィクションが違和感なく混ざり合っているところも魅力的でした。アイヌ文化についてもしっかり取材をされていて、正しく表現されています。

「ゴールデンカムイ」を読むことで北海道やアイヌについて興味が湧き、休みが取れたタイミングで北海道へ行き、物語に出てきた場所を巡る弾丸旅行を決行するくらいはまってしまいました。アイヌ民族の食べ物が沢山出てくるのですが、馴染みのないものばかりですが「食べてみたいな」と思えるほど、おいしそうな描写はまるでグルメ漫画のようです。

もちろんアクションも充実で銃弾を首に受けても怯まない「不死身の杉元」が金塊を巡り襲い掛かる第七師団や網走監獄から脱走した囚人との死闘は目が離せませんでした。囚人たちに刻まれた入れ墨の真相やアシリパの父の謎などぐっと引き寄せられるポイントもたくさん散りばめられていて、個人的には物語が終盤に近付いた辺りで明かされた「ゴールデンカムイ」という言葉に対する伏線の回収に背筋がゾクゾクしました。各キャラクターも物語が進むにつれて変化していくので、その部分も楽しんでいます。

父が祖父母に育てられた古～いタイプの人でした。そのため、私が子供の頃に与えられた児童書は、「アイヌの昔話」とか「まぼろしの鳥オジロワシを追って」という北海道でもマニアックな内容の物でした。子供ながらに、沖縄など南の島の物語の方が興味が出たと思うのですが、東北よりの出身であった父にはかの地がそそられたようです。

その本の中に、“かつてアイヌは土を食べていたという記録が残されていた”という内容が注釈を入れて1ページほどに記載されており、なんでも白い泥上の土で、川で何度もさらして和え物のようにして食べるのだという事でした。
当時、とてもそのことをいくら何でも最果ての地の伝承とはいえ嘘ではないかと不思議に思ったことを、今でもよく覚えています。

漫画そのものは、とてもダイナミックで達者な少しCG的な匂いのする絵柄で、魅力的です。毎回惨殺シーンが出てくるため非常に驚き、それにも慣れてくると猟奇、ハードゲイ?な内容が多くて、これが既にアニメ化されていることにさらに驚きました。しかし、男女の恋愛の感じは昔の少女漫画のようで凄く素敵です。

ウクライナとソ連の戦争が始まったせいなのか何なのか、急いで終わらせたかのような終盤で少しもったいない感じ…。何十年もたった頃、同僚とその話をしていたところ、ふいに「ゴールデンカムイ」読んだことある?!と聞いてきました。もちろんその時は知らなかったのですが、なんでもその漫画にそのことが描かれているのだと教えられました。化石かなんからしいよ…よく知らないけれど。

つい最近、この漫画を読む機会があり、長年気になっていた事が本当の事であったのだと分かり、すっきりしました。子供向けの本とはいえ、昔の本って、真面目で学術的な物が大かっうたんだなと今では思っています。

ゴールデンカムイ、アイヌの文化や北海道の歴史を知れて面白かったです。すごくためにもなるので、学校の図書館とかにも置いてほしいくらいです。特に私が面白いと思ったのはアイヌの文化や狩猟などのサバイバルシーンです。北海道旅行などでアイヌの文化に少しは触れていたと思ったけど、全然知らないことだらけで面白かったです。

「アイヌの赤ちゃんには名前をつけない」という風習も初めて知りました。悪いカムイ（神）に連れていかれないように「糞（オソマ）」「祖父の肛門」とか汚いあだなをわざとつけて呼ぶというのも、とても面白い文化です。そして、アイヌの料理も食べてみたくなりました。チチタプというながら、調理して食べたいし、おいしかったら「ヒンナヒンナ」と言いたいです。

ただ、どんどんたくさん登場人物が出てきて、だんだん誰がどんな人だったかわからなくなってしまいます。特に第七師団の人々が覚えられなかったです。まぁ、でも、そのあたりは雰囲気を他の楽しんで読み進めました。軍人さんたちやみんなの思惑とかは、みんな理解しているのでしょうか。杉元とアリシパさんの関係もよいですが、やっぱり明るいアクセントとなった白石の存在が好きでした。

とにかく面白かったです。まずアイヌ文化について、まったく知らなかったことをたくさん知ることができました。狩り一つとっても、狸の捕まえ方が毛をからめて引っ張るというやり方にびっくりしました。食べ物もラッコや亀などいろんな生き物を食べるシーンがあり、おいしそうでした。特に「チタタプ」はどんな味がするのか気になりました。

アイヌと一言で言っても地域によって違いがあることを知って驚きました。そして、刺青を背負った個性豊かな犯罪者たちが次から次へと出て来るので、最後まで飽きるなく読めました。例えばボニー＆クライドの日本版のような犯罪者がいたことにもびっくりしました。作者は本当によく調べているなぁと感心しました。登場人物の中で特によかったのは、主人公の杉元です。

アシリパに対して、常に「アシリパさん」と呼ぶ紳士的なところが素敵でした。そして、アシリパさんを守ろうと戦う姿もかっこよかったです。アシリパさんも素敵でした。北海道の大自然の中で生き抜くための知恵をたくさん持っていて、アイヌ文化を守ろうとしているところがよかったです。また、自分が好きな食べ物を杉元に食べさせてあげようという優しさにきゅんとしました。

この漫画のテーマでもある「宝探し」も、最初はたくさんの脱獄者を探さなければならないため、本当に見つかるのだろうかと思っていましたが、ラストには感動しました。北海道だけではなく北方四島やロシアにまで話が広がり、壮大な物語でした。これまで読んだことのない面白さがぎゅっと詰まった漫画でした。

日露戦争のシリアスな雰囲気から始まりますが、作中はギャグもあればパロディもあり、真面目な時とそうでない時の差が激しく、伏線回収も多数で最後まで飽きずにドキドキハラハラしながら読むことができます。明治時代の北海道が舞台の作品で、北海道の人たちがいかに昔から自然と共に生きているのか、また作中の主要キャラにはアイヌ民族の少女が出てきて、普段中々触れることのできない文化に多く触れられます。

この文化というのは言葉はもちろん、生き方や着ているものや食べるもの、考えなどの違いがとても面白いです。そして民族が抱える問題、時代設定が明治ですので戦争に関することなど、テンポ良くどんどん読めてしまうのに生きる意味までも考えさせられる奥の深い作品です。キャラも本当に魅力的なキャラばかりで、最初はちょっと苦手かなと思ったキャラでも読み進めるとどんどん感情移入をしていつの間にか引き込まれていき、好きになってしまいます。

完結こそしましたが、最後まで読んでからまた読み始めてみると新たな発見もあり、何度だって手元に置いて読み返したくなります。数々の漫画を読んできましたが、こんなに綺麗にまとまりつつ最後までずっと面白いまま駆け抜けてくれる作品は珍しいと思います。今友人に勧めたい漫画第一位です。

最初は北海道を舞台にした砂金探しの物語だと思いましたが、話が進んでいくにつれて、ページをめくる手が止まらないようになるほどストーリーに引き込まれていきました。特にアイヌ人の少女アシリパが登場してからは、主人公の元軍人である杉元佐一との軽快なやり取りが心地よく、数々の興味深いアイヌ文化を背景に進んでいく物語は勉強になるとともにいつのまにかゴールデンカムイの虜になっている自分に気づきました。

登場する人物のキャラクターがとても魅力的であり、それぞれが抱えている各自のストーリー設定も秀逸で、その多彩な脇役たちのサイドストーリーも大変興味深く、それは最終回に至っても変わることはなく、シーズン2や脇役たちの外伝なども期待させてくれました。たくさんの魅力的な登場人物たちは、本編の流れの中で残念ながら亡くなってしまう状況もありましたが、それぞれが大往生の死を遂げ、亡くなった後も深い余韻を残してくれました。

これだけブームになりながら、話を一切引き延ばすようなことはせず、最終回まで全速力で駆け抜けた作者は大変すばらしく、潔さを感じずにはいられませんでした。日本の実際の歴史をなぞったストーリー設定や歴史上の登場人物が実際に登場するなど、漫画とは思えないほどの情報量と気づきを与えてくれた稀有な作品です。

ゴールデンカムイの名前は以前から知っており気になっていたものの、中々読む機会がありませんでした。しかし、某漫画アプリにて全話無料公開期間があった為、遂に金カムデビューを果たしてしまいました。ちなみに、私はTwitterのファンアートをいくつか見ただけで(ゆるふわサバイバル漫画なのかな？)という予想程度の予備知識しか持っていません。

さて、ここからは実際に読んでみた感想です。ざっくり纏めてしまうと、北海道に実在した原住民、アイヌの文化を織り交ぜたヤバいバトル漫画でした。ほのぼの日常系かと思っていたら大間違い。本気の殺し合いシーンが頻繁に描かれています。巻によっては、グロ耐性がない人だと不気味に感じるシーンがあるかもしれません。真っ暗な場所で読むのはオススメしません。

主要な登場人物は、全員が個性豊かなキャラクターばかりな印象です。かなり登場人物の人数が多いので、人によっては全員を覚えきるのが大変かもしれません。また、本編中には、アイヌの食文化の描写が割と高頻度で出てきます。これが結構飯テロ注意なのです。深夜に読むと無性に肉が食べたくなってしまう事間違いなし！

とにかくストーリーが面白く、始まりから終わりまで、ドキドキワクワクしっぱなしでした。また、余談ではありますが、金カムを読むと、実際に北海道に行きたくなること間違いなしです。私もいつかは北海道に出向いて、アイヌ文化及び金カムのキャラ達の聖地巡礼を行いたいと思っています。