「いろんな電子書籍アプリがあるけど、サービスごとに値段は違うのかな・・?」
と思ったことはありませんか?
そうです!大奥は電子書籍アプリごとに値段がぜんぜん違います!
大奥の電子書籍は「ebookjapan」がおすすめです!
ebookjapanなら、無料会員登録だけで【70%OFF×6回クーポン】がもらえて最もお得だからです。
クーポンを使って、大奥全19巻を購入すると、定価よりも約3,000円安い、約11,240円で購入できます。
《大奥全巻が最も安い》
その他「大奥が安く買える電子書籍」や「大奥を無料(0円)で読む方法」などを紹介しています。
大奥全巻が安いおすすめ電子書籍アプリ
大奥全巻が安く買える電子書籍は、ebookjapanです!
ebookjapanでは、初めてログインする人を対象に、70%OFF×6回使えるクーポンがもらえるため、11,240円でお得に安く購入できます!
電子書籍アプリ | 全巻値段(税込)※ | 対象クーポン |
---|---|---|
ebookjapan | 11,240円 | 70%OFF (6回使える) |
DMMブックス | 12,240円 | 90%OFF (上限割引2,000円) |
コミックシーモア | 13,716円 | 70%OFF (1冊まで) |
ブックライブ | 13,916円 | 50%OFF (1冊まで) |
Amebaマンガ | 14,240円 | 50%還元 (100冊まで) |
まんが王国 | 14,240円 | 10~50%OFF (毎日2回) |
楽天Kobo | 14,240円 | なし |
Kindleマンガ | 14,240円 | なし |
単行本(Amazon) | 14,240円 | なし |
閲覧時の正確な値段は必ず各公式サイトでご確認下さい。
大奥全19巻は、電子書籍の定価:14,240円ですが、ebookjapanなら11,240円なので約3,000円安いです。
\ はじめての人限定クーポン配布中! /
※会員登録特典のポイントやクーポン内容などは、期間によって変動したり、予告なく変更・終了したりする場合があるので、ご注意ください。
ebookjapan|全19巻3,000円割引
大奥全巻が1番安いのは「ebookjapan」です!
ebookjapanなら、初めてログインする人を対象に70%OFF×6回クーポンを配布しているため、どこよりも安く大奥全巻を購入することができます。
ebookjapanはヤフー株式会社の電子書籍サービスです。割引・無料のマンガもたくさんありますし、ebookjapanオリジナル作品もあります!
『6回まで使える70%OFFクーポン』は1回あたり最大500円分まで値引き
このクーポンは1回あたり最大500円が割引上限額です。
少し細かい計算の話になりますが・・
たとえばマンガ1冊500円とすると、3冊まとめ買いすると500円×3冊=1,500円になります。
1,500円の70%OFFは、450円。450円は1,500円から1,050円割引されています(1,500円 – 450円 = 1,050円)。
つまり、1,050円は割引上限額の500円を超えてしまっているので、割引額は500円になる、ということです。
大奥を全19巻購入する場合、数回に分けて購入することで、お得に買うことができます。
クーポンをもらう方法と注意点
70%OFFクーポンはebookjapanに初めてログインしたときに自動的にもらえます。
ebookjapanはヤフーの電子書籍サービスなので、Yahoo! JAPAN IDでログインすることになります。
無事登録が完了すれば、下の画像のとおり70%OFFクーポンがもらえます。
クーポンの注意点は次の4つです。
- ebookjapanに初めてログインした人限定
- 有効期間は初めてログインしてから60日間
- 有効期間内に、6回使える
- 1冊70%OFF(最大割引額:1回500円まで)
クーポンの配布はいつ終了・金額変更されるかわからないので、早めに受け取っておきましょう。
DMMブックス|全19巻2,000円割引
大奥全巻を2,000円割引で購入できるのが「DMMブックス」です。ebookjapanの次に大奥全巻を安く読むことができます。
DMMブックスでは、初めて有料作品を購入する人を対象に90%OFFクーポン(上限割引額2,000円)を配っているため、安く読むことができます。
DMMブックスは、アニメや映画・ドラマの動画配信など、数多くのエンタメ事業を展開する「合同会社DMM.com」が提供する電子書籍アプリです。
クーポンをもらう方法と注意点
DMMブックスの90%OFFクーポンは、新規会員登録することで自動的にもらえます。
新規会員登録は、メールアドレスとパスワードを登録するだけなので、あっという間に登録が完了します。
会員登録が完了すると、以下の画像のようにクーポンが取得できます。
90%OFFクーポンは、大奥をはじめ、DMMブックスで取り扱いがある全作品で使えますよ。クーポンは購入の手続きタイミングで、自動的に適用されます。
クーポンの注意点は以下3つ。
- DMMブックスで有料作品を購入したことがない人限定
- 有効期限は、クーポン取得後7日以内
- 予告なくクーポンの配布が終了される
こちらのクーポンもいつ終了・金額変更されるか分からないので、大奥を購入したいと思っている人は、早めに受け取っておきましょう。
コミックシーモア|1冊70%OFF!最新刊も対象
大奥の電子書籍を1冊だけ安く買いたいと思っている人は、コミックシーモアもおすすめします。
コミックシーモアなら、1冊だけ使える70%OFFクーポンがあるからです。最新刊も対象のクーポンなので、1冊だけ安く買いたいなあ・・と思っている人にピッタリ。
コミックシーモアは、竹内涼真くんと中条あやみちゃんのCMでもお馴染みですよね。
クーポンをもらう方法と注意点
コミックシーモアの70%OFFクーポンは、新規会員登録をすれば自動的にもらえます。
会員登録はメールアドレスだけでなく、LINEやTwitter、Googleのアカウントからでもログインできます。
登録が済めば、自動的に70%OFFクーポンがもらえます。
ご覧のように購入するときには、70%OFFが適用されますね↓
クーポンの注意点は次の3つです。
- クーポン有効期限:会員登録後30日間
- 利用できるのは1回のみ
- 利用できるのは1冊のみ
コミックシーモアの70%OFFクーポンも1人1回限りです。
Kindleマンガはどう?安く読めない?
セールでもない限り、Kindleマンガは電子書籍の定価のようです。そのため大奥全巻を安く買いたい人には向いてません。たとえば、ebookjapanと比較すると、大奥の電子書籍全巻が約3,000円違うので、Kindleは決してお得とは言えません。
ebookjapan:全巻11,240円(税込)
Kindleマンガ:全巻14,240円(税込)
※調査時点で、対象クーポンを使い算出した値段。また現時点での正確な値段は公式サイトでご確認下さい。
Kindleで買うならセール時期を狙ったほうがお得
Kindleを普段愛用している人は「どうせなら、大奥もKindleで買いたい‥!」と思うかもしれません。
Kindleで少しでも安く買いたいなら、定期的に開催されるセールを狙うのがいいでしょう(とは言っても、ebookjapan並みに安くなるのは難しいと思います・・)。
- 1月の初売り
- 7月のAmazonプライムデー
- 10月のKindleストア周年記念セール
- 11月のブラックフライデー
- 12月のサイバーマンデー
- 不定期開催のKindle本セール
現時点での、大奥全巻のKindle価格はこちらからチェックできます↓
\ 今はセール価格?/
単行本と電子書籍どっちが安い?
単行本と電子書籍の値段を比べると、どちらも同じ値段になっています。下記の値段は全巻の定価です。
- 電子書籍:14,240円
- 単行本:14,240円
圧倒的に安く買うなら、やはり電子書籍アプリの限定クーポンを使って買うのがお買い得です。最安で買えるebookjapanなら全19巻が11,240円(税込)になりますので。
※調査時点で、対象クーポンを使い算出した値段。また現時点での正確な値段は公式サイトでご確認下さい。
大奥を全巻無料で読む方法は?
調べた結果、大奥を全巻無料で読むのは難しいようですが、4冊分無料で読む方法があります!
その方法は『動画配信サイトに登録したときにもらえるお試しポイントを使って読む』ことです。
お試し期間中に解約すれば、お金をかけずに大奥を読むことができます。
大奥を無料で読める動画配信サイト3つ
次の3つの動画配信サイトで大奥が無料で読めます。
それぞれの動画配信サイトで、登録後お試しポイントがもらえて、最初の約1ヶ月間は無料です。
複数の動画配信サイトに登録するのは少し大変かもしれませんが、できるだけ安く読みたい人は実践してみて下さい。全部登録すれば4冊分無料で読めます。以下で3つのサービスについて解説していきます。
コミック.jp|大奥を2冊無料で読める
コミック.jpに会員登録すると30日間無料&1,200円分(マンガ約2冊分)のポイントがもらえます。
なので、そのポイントを使えば大奥を2冊無料で読むことができます!
30日の無料期間中に解約すれば、お金は一切かかりません。
(有料会員は月額1,100円~)
無料期間中に解約したとしても、アカウントさえ残しておけば、それ以降も購入した2冊は読むことができます。
コミック.jpに初回会員登録後、30日無料&1,200円分ポイント(マンガ2冊分)がもらえる
1,200ポイントを使えば大奥2冊分が無料
30日以内に退会すればOK
お試しポイント1,200円分の特典はいつ終了するか分かりません。お見逃しなく。
\新規登録後、すぐに2冊無料 /
U-NEXT|大奥を1冊無料で読める
U-NEXTは、22万本作品以上が見放題の動画配信サイト。
U-NEXTでは、新規無料登録で600円分のポイントがもらえます。
600円分のポイントを使えば、大奥を1冊無料で読むことができます。
登録してから31日間は無料なので、その間に解約すればお金はかかりません。
(無料トライアル終了から、月額:2,189円(税込)かかるのでご注意ください)
U-NEXTに新規お試し登録で、600円分ポイントがもらえる
600円分のポイントがあれば、大奥が1冊無料
31日以内に退会すればOK
\ 新規登録後、すぐに1冊無料 /
music.jp|大奥を1冊無料で読める
music.jpでは30日の無料期間内に、電子書籍にも使える600円分のポイントをもらうことができます。
600円分のポイントを使えば、大奥を1冊無料で読むことができますね。
600円分のポイントと一緒に、新作映画が2本見れる『1,000円分動画ポイント』ももらえます。映画好きにはおすすめです。
30日以内に解約しないと、月額1,958円(税込)かかる点はご注意くださいね。
music.jpに初めて登録した人は、600円分のポイントがもらえる
600円分のポイントがあれば、大奥が1冊読めます
30日以内に退会すれば無料
\ 新規登録後、すぐに1冊無料 /
大奥を漫画バンク(漫画PLAY)などで読むのはどう?
漫画バンク(漫画PLAY)などでも、大奥を無料で読めるかもしれませんが、アクセスすること自体おすすめしません。
なぜなら『フィッシング詐欺やウイルス感染など、スマホやパソコンに悪影響を及ぼす危険性がある』からです。
せっかく無料で読めても、詐欺やウイルス感染の被害に遭ったら、面倒ですよね・・。
そもそも漫画バンクのようなサイト(違法にアップロードされたコンテンツサイト)と知りながら、ダウンロードを行う行為は刑事罰の対象となる可能性があるので注意してください。
どうしても無料で読みたいなら、以下の安全かつ合法的に読める方法をおすすめします。
大奥をレンタルできる電子書籍は?
調べたところ、大奥の電子書籍をレンタルできるサイトはありませんでした※。
マンガの電子書籍がレンタルできるサイトといえば、「Renta!」や「コミックシーモア(レンタル)」ですが、どちらも大奥の購入はできても、レンタルは開始されていません。
単行本なら安くレンタル可能
電子書籍ではなく、単行本でも良いという人は、DMMコミックレンタルで安くレンタルすることもできます。
DMMコミックレンタルでは、大奥全19巻が2,185円(税込)でレンタルできるようでした(14泊15日)。
ただし最大のデメリットが在庫がない(貸出中)の場合があることです。そのため、全巻一気読みすることが難しい可能性があります。
気になる人は一度在庫があるか確かめてみるといいでしょう。
\ 在庫状況は? /
大奥を読み放題できる電子書籍は?
調べたところ、大奥が読み放題できる電子書籍アプリはありませんでした。
サイト名 | 読み放題 | 単品購入(税込) |
---|---|---|
kindle unlimited | ✕ | 737~759円 |
コミックシーモア | ✕ | 737~759円 |
BOOK☆WALKER | ✕ | 737~759円 |
auブックパス | ✕ | 737~759円 |
ブック放題 | ✕ | ✕ |
kindle unlimitedやコミックシーモアなど、読み放題できる有名電子書籍サイトを調べてみましたが、残念ながら大奥はどこも対象ではありませんでした。
大奥|みんなの感想・レビュー
男性ではなく女性が国の頂に立ち、社会を動かすといった男尊女卑に近づいていた現代の日本に大きな印象を変えるきっかけとなったに違いないと感じる漫画です。男女の割合も現在は大きな偏りがなく、男女平等とは言い切ることは難しい水準ですが互いの特性や持つ知識を補う形で社会の歯車が回っているからこそ大きな争いがこの国には少ないのだと気づく反面、性別のバランスが国や社会を滅ぼしかねないリスクや危うさを読者である私に強く語りかけてきました。
世界のなかでも発展途上であったり厳しい生活環境の中で女性が虐げられる悲しい記事を頻繁に目にすることがあり、ジェンダーレスの思考が強くなった国際社会でも救われている人々はほんのひと握りだということを頭に入れながら作品を読み進めることによって作品への深みがより一層つよいものへと変わるのが魅力であり他には無い作品の個性だと思います。
何百年も前の時代の話だからと架空の設定であるという概念から発展途上国で今日をどう過ごすかという途方もない危うさを感じている人へ意識を持つきっかけとなり、この先も読者の輪が広がり男女問わずに社会で自分らしく生活出来るように大奥という漫画は更に大きくなっていくと思いました。
他の感想を見る
連載当初からずっと読み続けていました。最終巻までは長かったですが、完結の仕方も素晴らしくて、さすがよしながふみ先生だなと感動しています。いろんな将軍のストーリーがありますが、どれも本当に面白いです。
その将軍の成長した姿まで見られるので、時系列が繋がっていくと違った面白さが味わえます。また、歴史的な出来事ともちゃんと噛み合っているのが、またビックリする面白さでした。鎖国の理由なども頷けるものがあり、本当に赤面疱瘡があったんじゃないかと思わせてくれます。
鎖国以外にもいろんな条例が、ストーリーと噛み合ってくるので、なるほど!と思いながら読み進められました。フィクションのストーリーなのに、男女が逆転しただけでこんなに面白くなるんだと、新たな発見もありました。個人的に好きなのは、最初の吉宗と水野の物語です。
たくさんの将軍の中で、やっぱり吉宗がかっこいいなと感じました。女性なのに頭がとっても切れてるし、凛とした美しさも持っているんです。彼女が後継者に誰を選ぶのか迷うシーンも、吉宗なりの考えがあって納得できました。残念ながら物語は完結して終わってしまいましたが、また番外編などがあったら読んでみたいなと思います。
1人の男性と、それに群がり地位と名誉を手に入れようと戦う女同士というのは怖い。けれど女性と回りが男ばかりという逆ハーレムだとそこまでのおどろおどろかんはありませんでした。やっぱり女の方が怖いのです。
子供を産むという点が男性とは違いますが、それでもこんな風に政治は動かせるのです。現実世界でも女性がトップの座を手に入れても良さそうな気がします。男性が行うよりも各国との仲が違ってきそう。戦争とかいろんな問題がスムーズに行きそう。
イケメン祭りで目を楽しませてもらえます。お馴染みの歴史が男性が女性となっただけ、ただそれだけなんですけどこんなにも変わるんだと面白かったです。男性名前とはなってるのですが、もしかしたらこれって実際にあったことかもしれませんよね。なんてイメージしてしまいました。
女性の吉宗とかもカッコいいです。新型コロナウイルスも流行しましたし、男性だけがかかる疫病だってゼロとは言えない。その時には日本はどんな風になるんでしょうか。現実にありそうな設定だけに、臨場感たっぷりで楽しむことができました。女性が将軍に、よくぞこんな設定を思いついた。そして違和感なくしてるその技量がすごいと思います。
大奥は、史実の江戸幕府の大奥が「もし男女が逆転していたら」というパラレルワールドとしての大奥を描いた作品ですが、この漫画の魅力は、呼んでいると本当に史実はこうであったのではないかと感じてしまうほど物語の作り込みがしっかりしているという点です。
歴史をあまり知らないという人ももちろん楽しめますが、史実を知っていると「なるほど、このように落とし込むのか」と感激してしまうほど、男女が逆転していても矛盾がないようにストーリーや登場人物の設定を作り込んでいるために、読んでいると違和感なくスルスルと内容が入ってきます。
また、この漫画に出てくる登場人物が、どの人物も魅力的であるという点がより一層物語を面白くしていると感じます。それぞれの登場人物が抱えている感情や意思などが細かく描写されており、またこの漫画の作者である「よしながふみ」さんの表情で気持ちを伝える技法が、読んでいる私たちも登場人物と同じように喜怒哀楽の感情を「共感」してしまうという、この描写力の高さも魅力的です。
さらに作中の登場人物が着ている着物の作画も素晴らしく、着物の柄や派手さなどからもその人の性格や考え方、好みなどが伝わり、ストーリーを補完していると感じます。このように多方面にわたる細かな描写が物語をより一層面白くしている作品であると考えます。
よしながふみさんが魂を込めて描いた、そのキャリア史上最長編の作品です。SF的な設定で男女が逆転した江戸時代の日本を描く物語でしたが、逆にこの作品を読むことで史実への理解がするすると進んでいくというパラドクスが起こりました。
そして、なんといっても素晴らしかったのは、その長大な250年にも及ぶ江戸幕府の歴史の中を生きていく人々が、生まれ、育ち、年齢を重ねて、老いて、朽ち果てるように亡くなっていくその様子が実に見事に描かれていく様子です。
よしながふみさんの画力の確かさには定評がありましたが、一人のキャラクターが無垢な子供から苦難を抱え、野心を持つようになり、ギラギラとした表情を持つようになっていくその過程は凄まじいばかりで、そんな人間の業を美しい歴史絵巻に仕上げた構成力、そしてパワーはファンとしては嬉しい限りです。
そこに独自の解釈を加え、明治維新まで牽引し続けて、しっかりと完結させてくれた安定感は素晴らしく、最終話には、10数年かけて追い続けたというどっしりとした満足感がありました。春日局が夢見た『戦のない世』はこうして作られ、そして多くの男女を飲み込むようにして引き継がれて行ったのだということが圧倒的な筆致で描かれています。
よしながふみの作品ということで手に取りました。元々歴史が好きだったということもあり、最後まで楽しんで読むことができました。フィクションとして取り入れたのは「男女逆転の世界になった」ということだけなのに、巧妙にその設定を使いつつ現実の歴史で真実がわかっていない部分を無理なく、でも大胆なストーリーで描いているところがさすが!と感じました。
注目するところは歴代将軍たちがそれぞれ個性的で魅力的な女性たちであることです。それぞれの将軍にまたそれぞれに素敵な美男たちが傅き、時に大奥内で権力争い、恋愛、友情、仕事をして暮らしています。あらすじを追うと、現実の大奥のイメージ通りにドロドロしているところもあるのですが、その合間を縫って登場人物たちのコミカルなシーンが散りばめられていて、笑ってしまうこともしばしばでした。
シリアスとギャグのバランスが良くて完璧な人間がいないところが、とても好きなキャラクターばかりになっていきます。大奥の歴史を知っていても、知らなくても、先の読めない展開が続き、過ぎてから「そうゆうことだったのか!」とわかるのも楽しいです。後半、こんな世界になってしまった原因に、将軍も大奥の人間も市井の人間も協力して立ち向かっていく姿が胸熱です。
作者よしながふみさんの「西洋骨董洋菓子店」を読んだことがあったので、その方の時代モノということで楽しみにしていました。西洋骨董洋菓子店のベースに男性同士の恋愛が描かれているので大奥ではどうなるのかと思ったら、まさかの男女逆転大奥!その設定の面白さはあれど、そもそも物語が逆転することで破綻してしまわないのかと思っていましたが、むしろどんどんと面白く引き込まれる展開になっていくのが素晴らしい作品です。
ドラマ化された際に、その配役が絶賛されていた吉宗役の冨永愛さんは原作を知るものとしても納得の存在感でした。原作の中の吉宗が、この逆転大奥の、そしてそもそものその世界観の最大重要ポイントである男性しかかからない病に対して疑問を持ち、対峙していくわけですが、リーダーとしても吉宗の様子は同じ女性として、こうでありたいと思うリーダー像です。
大奥のはじまり、それぞれの将軍の苦悩、相手役となる男性陣の出世欲やここにもある苦悩は、読んでいくと楽しいだけではない辛い展開も含まれているのですが、それらすら引き込まれていく要因になっています。壮大はいIF(もしも)であるストーリー。どこでそんなことを思いついたのか、原作者の頭の中を覗いてみたいものです。
歴史をテーマにした漫画は難しそうなイメージを勝手に持っていたのですが、そんな先入観を壊してくれるくらい読みやすい作品でした。男性と女性が日常生活でどういった役割を果たすのか考えさせられたり、歴史よりも男女の問題をテーマにしているのが良い意味で予想外でした。
過去の大奥の登場人物がもし男女逆転していたら、という大胆な発想もこの漫画でしか味わえないのではないかと思います。そしてその大胆な発想をちゃんと物語として落としこんでいるのも素晴らしいです。8代目将軍の吉宗からストーリーが始まり、実際の史実とフィクションを上手く混ぜながらテンポ良く進んでいく様子にあっという間に心をつかまれました。
何より、歴史をそんなに知らなくても普通に漫画として楽しめるのが凄いと思います。平民の日常から政治的なかなりスケールの大きい話まで、様々な視点から江戸時代を捉えているところも、この漫画の見どころだと思いました。女性が将軍になることで様々な問題が起きてしまうなど、緊張感のある展開からも目が離せません。
それに、この漫画に出てくる女性たちはみんな芯が強くて自立していて、見ているだけでも勇気をもらえます。歴史を扱った作品が苦手な人も、ぜひその先入観を取り払って見てほしい作品です。
単なる漫画・読み物ではなく歴史書です。もちろん偽物のですが。ただ、今回思ってもみなかった新型コロナウイルスという奇病が流行して、次々と人々が倒れて社会生活が大きく被害を受けました。それがもしも男性にしか効かない病原菌だったとしたら、女性中心の内閣ってのが当然となるかもしれませんね。
ましてや江戸時代なんて医学も発達しているとは言えない時代で、これが本物の歴史となっていても不思議ではないのです。男の数が少なくなっていくにつれてどのように社会が変化していったか。男名前で歴史書は編纂されているが、そこにはどういった意図があるのか。
その病気がちょっとずつ落ち着いていくことでどういう変化があったか。女性党首には付き物の妊娠出産の時期はどうしていたか。細かく記されていることで、更にリアリティが増しています。男性だったところを女性に、それだけのストーリーではないのです。
かなり綿密に設定が成されています。力の強い男性に強いとは言えない女性。出産をする女性と種付けだけの男性、性格だって男らしさ女らしさってのは多少はあるでしょう。だからただ逆にするだけでは難しいあれこれの些末時をうまく処理しながら進められていくストーリーは見事です。
元々名前は聞いたことがあったのだか、あまりよく知らない作品でした。作品を試し読みする機会があり読んでみましたが、まずはその時代考察と設定の組み方に驚かされました。単純に性別を入れ替えました、というものではなく、女性将軍が誕生する理由もしっかりと納得のいくものがありました。
三代将軍家光から、江戸幕府最後の十五代将軍慶喜まで、そこまで描ききられて完結していることも評価が高いです。特に有名どころとしては家光、綱吉、吉宗、慶喜になるでしょうが、逆転した徳川家の威光と衰退を余すところなく読めるのは本作品の強みだと思います。
フィクションとは言え、本当にこういうことがあったのではと思わせてくれるよしながさんの描き方は本当に驚かされました。女性将軍たちの可能や葛藤、また彼女たちを取り巻く周囲の人々にも視点があてられており、何度も読み返したくなる程、しっかりと物語が練り込まれておりました。
赤面疱瘡(あかつらほうとう)という病気に立ち向かっていくことも、もちろん魅力の一つです。不治の病と呼ばれているその病気に、どうやって立ち向かうか。作中でも登場人物たちが様々な対策を打ち上げていく様が描かれます。
大奥は、日本の漫画およびドラマ化された作品で、江戸時代の幕府の支配下にある大奥を舞台にした物語です。個人の感想ですが、大奥は、歴史的な背景と女性たちの人間模様を描いた作品として魅力的です。(魅力的ではありますが、結構ドロドロした内容にも感じました。)
大奥の厳格なルールや陰謀、権力争いなどが描かれながら、主人公や側室たちが自身の立場や愛情を求めながら生き抜く姿が描かれているように思えます。この作品は、豪華絢爛な大奥の世界を美しいイラストとともに描いており、時代劇の世界に引き込んでくれるような気がします。
また、主人公や側室たちのキャラクターには個性や深みがあり、彼女たちの成長や葛藤に共感することもあります。一方で、大奥の様式化されたルールや制約が、登場人物たちの自由や幸せを制限していることも描かれています。また、時代背景や社会制度によって女性たちの立場が限られていることも感じられます。
大奥は、歴史や時代劇が好きな人にとって楽しめる作品であり、女性たちのドラマや人間関係に興味がある人にもおすすめです。ただし、時代背景や登場人物の関係性などが複雑なので読むの時間がかりました。私自身新品で購入して読んでわけでないので(友人から借りた)2回は読まなくて良いと思いました。ですがとてもおもしろい作品どお感じました。
実写化もされて話題になった漫画で、新種の病原菌により男子の数が激減した結果、男女の立場が逆転した江戸時代の大奥を舞台にした漫画です。ジャンル的には歴史というよりもしもの世界、SF的な背景からスタートします。男子の数が減ったことによる女性の将軍誕生と見目麗しく賢い男たちを集める場所、大奥にて起こる様々な事件や恋愛模様、親子関係の複雑さなどが豊かな表現で描かれています。
冒頭家光の代から複雑でいびつな世界が始まります。実際の時代背景もよく描かれており歴史が好きな人にも楽しめる要素があると思います。男子の宮に渦巻く陰湿な世界やその中にもある純粋な恋慕や親子の情なども印象深く、心を震わせる内容です。女性が男性として、もしくは男性の役割を担うことで女性であるがゆえの苦悩も、また逆にその状況によってくすぶる男性の気持ちもとても表現豊かに描かれており、表情ひとつひとつに文字数以上に想像を膨らませて感じることが多くあります。
また、想像力を掻き立てる原動力となるのは丁寧な時代考証と衣装や髪形がとても丁寧に描かれているからではないかと思います。もちろん歴史の細かいところではそれは違う、ということもありますが人物の相関関係や時代背景、歴史上の出来事なども丁寧に描かれておりとても内容が充実した漫画です。
男と女が入れ替わった大奥とは誰も考えつかなかったストーリーですが、男女逆転が起こった現象はフィクションにもかかわらず、歴史上の事実もふまえたストーリーとなっているため、本当にあったのではないか?と錯覚してしまうほど、リアルな内容になってます。また、歴史上の人物が忠実に登場するため、勉強嫌いで歴史上の人物を覚えるのが苦手な人も気づけば夢中になって覚えてしまうほど、登場人物とストーリーに釘付けになります。
登場人物と言えば、大奥というはなびやかな世界が舞台のため、イケメン好きにはたまらない才色兼備の男性が豪華絢爛な衣装をまとってたくさん登場します。ツンデレ、ヤンデレ、デレデレと性格もそれぞれですが、表面的なきらびやかさとは裏腹に権力争いによるドロドロとした人間の欲深さや浅はかさは男性でありながら女性的な印象もあたえ抽象的にも感じられます。
ただ、最終的に軸になるのは、なによりも政治に絡めた切ない恋心です。単純に愛し愛される関係ではいられない将軍と正室、側室の関係にやきもきしたりはらはらしたり胸キュンのつまったストーリーです。読み終わったあとは、今まで思ってた日本史とは違う、甘酸っぱい見え方もできなんとも言えない切ない気持ちでいっぱいになると思います。人の愛し方に正解はない。そんな気がします。
ファンタジーとかSFにジャンル分けされてしまうのは、この大奥が三代将軍家光の時代に男女逆転してしまったから、という設定によるものですが。よしながふみさんのストーリーテリングの能力の凄みを感じるのは、史実とその男女逆転大奥のエピソードを全て矛盾なく絡めて描いているところです。
徳川家とそれを取り巻く傍流の家々も絡め、その変転を幕末まで描き切ったところによしながふみさんの諦めなさ、そして継続する才能を感じました。さらに、漫画として素晴らしいと思うのは、登場するキャラクターの描写の緻密さです。生まれてからその人生を終えるまで、無垢な子供から老いさらばえていくという、当たり前だけれど惨いほどの描き込みがなされており、特に徳川家光の側室で五代将軍綱吉の父となった玉栄(お玉の方)の経年の様子は鬼気迫るものがありました。
そこには生き延びなければという切実な渇望から権力欲、娘への愛情といったさまざまな感情、情念が描かれていたのです。清廉だった少年が大奥に放り込まれて、そこでまみれていくどす黒いものは、一体何だったのか。そうして多くの人々が生まれ変わり、死に変わり…を繰り返し、きっちり幕末までを描き切って下さったのです。ファンとしては結末までをきっちり読み切ることができ、感謝しています。
まとめ|大奥の電子書籍をお得に安く読む方法
最後にこの記事の内容をまとめます。
- 大奥全19巻が安いおすすめの電子書籍はebookjapan。
- ebookjapanの【70%OFF×6回クーポン】を使えば、全巻:11,240円(税込)※で買える。
- 大奥の最新刊のみを安く買うなら、コミックシーモアがおすすめ。
- コミックシーモアの【70%OFFクーポン】なら、最新刊が224円(税込)※で買える。
- 調べる限り、大奥を全巻無料で読むことは難しい。ただ、動画配信サイトの無料トライアルを利用すれば、大奥最大4冊分が無料で読める。
- 今のところ、大奥をレンタルや読み放題で読める電子書籍サービスはない。
※調査時点で、対象クーポンを使い算出した値段です。閲覧時の正確な値段は必ず各公式サイトでご確認下さい。